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博多豚骨ラーメンズ/木崎ちあき(著) 読了

博多豚骨ラーメンズ/木崎ちあき(著)オチが好きだったねぇ。
そこか、と。
全体的なことに関してはちと好みではないかな、
という感じです。
胸くそ悪い部分の印象がちと強くて、
それが結構残ってるんですよね。
面白かったと思いますけどね。
大賞ってのは個人的にはちょっと意外だったかな。
前回の「きじかくしの庭」は読み終わって納得だわ、と思えただけに、
そちらとも少し比べてましたね。

けどまぁ、次回作にも期待したいですね。

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博多豚骨ラーメンズ/木崎ちあき(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
人口の3%が殺し屋の街で繰り広げられる殺し屋たちの物語。

色々な依頼が駆け巡るわけですが、
どこかでどこかと繋がっていく。

とりあえず、市長の息子が本当に胸くそ悪い。
そこの印象がちと強くてなかなか好きになれない感じなんですよね。
本当に宗方たちが殺せよ、と何度も言いたくなった。

林の話は辛かった。
こんな展開になるとは思ってなかった。
家族のために、と殺し屋ですけど頑張ってきたのに、
それを全て無意味なものとされた。
しかも最低なやり方で。
怒りに任せて動きたくもなるよ。

伝説の殺し屋殺し屋なんてものも出てきたり。
これに関してはどう考えても馬場だろうとわかりやすかったですね。
で、宗方もターゲットにしていた快楽殺人者ってのが、ジローの恋人を殺した殺し屋。
ってことだよね、たぶん。
ジローと馬場の繋がりはそこからだったんだろうと思うけど。

馬場が林に改めて名刺を渡そうとしたのは、
熱で書かれてる文字が変わる名刺だった、ってことなんかな?
正体を明かすつもりのない相手には普通の名刺を、とか使い分けてんかな、
と思ったんですけど、違うんかな?

殺し屋の会社に入社してしまった斉藤。
博多にやってきてからすごい日々だなw
初仕事に行けば、ターゲットと間違われて殺されそうになり。
そのターゲットが誰かが殺したが自分の手柄となってお金が入ると豪遊。
その先で、罪をなすりつけられる対象になってしまったり。
最後にはずっと離れていたピッチングが役に立って馬場たちを救うことになったり。

麗子に全ての罪をなすりつけたわけですが、
彼女は生きてんの?と気になった。
復讐屋はされたことを仕返すだけ、ということだから、殺してはいないよね、たぶん。
逃げてんのかな?

最後はみんなで野球。
メンバーはまぁ予想通りという感じで。
けど、バラエティに富みすぎでしょ^^;
しかしまぁ、馬場はえらく林のことが気に入ったみたいですねw
林もなんだかんだで楽しんでそうな雰囲気だったし、
二人で探偵業をしながら、ということなんでしょうかね。
で、その中で行われた復讐屋の仕事。
最後の最後でまさかな展開で本当にビックリしたねぇ。
ここでそれかと。
本当にジローはいつからこの復讐計画を立ててたんでしょうかね。
村瀬じゃないって最初からわかってたんかねぇ。
まぁ、斉藤はきっと助かっただろうし、
あれで復讐も終わりということになるでしょうし。
これからは安心出来る、かな?
とりあえずまぁ、野球が出来るようになってよかったよね。
今度はボールが怖くて打席に立てなくなるかもしれないけど^^;


サイドストーリー
「とあるバリヤワの独白 ~博多豚骨ラーメンズ外伝~」
殺し屋としてはかなり異質な殺し屋の話。
メインどころのサイドストーリーが読みたかったので、
内容に少しガッカリしました。

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