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三ツ星商事グルメ課のおいしい仕事/百波秋丸(著) 読了

三ツ星商事グルメ課のおいしい仕事/百波秋丸(著)悪くなかったです。
ただ、課の問題を最後まで引っ張たのは無理があると感じましたね。
普通は気付くだろう、と。
ひなのが美味しいものにしか興味がなく、
周りが見えていなかった、ということなのかもしれないけど。
それでも、あれだけそばで彼らの裏のミッションを見てきたら、
会社のことに精通しているのはすぐにわかること。
かなりの下調べをして望んでいますからね。
それを考えれば、自分たちが置かれている状況、
ひなのがどういう存在なのか、というのはわかっていて当たり前。
それを話されるまで気付けない、というのはちょっとどうかと。

実在するお店を演出の場として使い、
会社での悩みなどの抱えた人たちを助けるグルメ課の仕事。
そういう部分はよかったと思いました。
ひなのの食べ物と向かい合った時の、
楽しそうな感じというのはいいと思いましたけどね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
会社のお金で会議として食事を続けるお荷物の課。
蔑称・グルメ課と呼ばれるグループリソースメンテナンス課。
その実態を調査するために経理部からスパイとして送り込まれたのは
新入社員のひなのだった。

そんな彼女が知ったのは彼らの裏のミッション。
最初は自分のすべきことをと考えていたが、
彼らの活動が本当に必要なものであることを知る。

グルメ課を作った前社長とのエピソードを知ったり、
課で働く人たちのことを知っていったり。

そんな中で自分の失態で課が窮地に陥ったり。
でも、課の人たちのおかげで何とか乗り切ることに。
そのきっかけを作ったのはひなの。
いつも通りの課のやり方を貫こうと諦めなかった彼女のおかげ。

リソース、資源というのは会社の人たちも含まれてる、ということなんでしょうね。

それぞれのキャラクターもよくて悪くなかったです。
料理に関しては外食をほとんどしないので、
あまりピンと来ませんでしたが^^;
京月前社長が隠居したけど、少し出張ってほしいかな、と思ったり。
面白そうな人なんでね。
続編が出れば買うと思います。

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