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僕の小規模な自殺/入間人間(著) 読了

僕の小規模な自殺/入間人間(著)入間さんぽい展開だったなぁ、と思いました。
オチが好きでしたね。
けど、前半が野暮ったい感じがあった気がするなぁ。
それもあってちょっと読むのが遅くなりましたね。

最初を乗り切れば悪くはないと思いましたが、
う~ん。
オチが好きなだけに判断がつかなくなってしまった。
まぁ、悪くはなかったと思います。

3冊読めるかなぁ、とか思ってた自分がアホだった^^;
1冊でギリギリだったねぇ。
年末でゴタゴタするのをすっかり忘れて。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、未来からやってきたにニワトリによって、
彼女を救うために動き出す。
彼女、と言っても付き合ってる彼女ということではなく、
好きな人であって付き合っていない相手。

こういうあやふやな感じ多いですよね。

そんな中で狂いつつもまっすぐに彼女だけを。
この真っ直ぐさは本当に狂気だな^^;

未来からやってきた人たちは人以外のものとなることが決まっていたそうで、
しゃべるニワトリが岬の前にやってきた。
そんな中で岬の行いによって未来を変えられてしまわないようにと、
邪魔する人たちも。

その人達ももちろん人の姿をしていない。
犬だったり馬だったり熊だったり。
結局逃げたもう1匹の犬はどうしたんだろう?

人類の敵となる存在を殺すつもりでいったのなら、
殺される覚悟はしてないといかんわな。
邪魔されるとは露ほども思ってなかったってことなのかね?
馬に関しては自滅したわけではあるけど。

そもそもととして蛇と熊は協力関係にあったんでしょうけど、
犬と馬はまた別の未来から来た人たちだったのかね?

彼女に対する気持ちで狂いそうになったりする岬だったり、
そんな岬に対するあやふやな気持ちを持つ彼女。

結局、電話で彼女が発したうめき声ってのは何だったのかね?
何の苦悩よ?
答えは出てたわけでしょ。
それでも確認したかった答えが最後のということなんでしょうけど。
てっきり蟇目も邪魔になるからと殺されたのかと思ったんですけど。
蛇側は蟇目の存在を知らなかったのかね?
道場だけ潰すってのが解せんかった。
だって、蛇たちの未来ではわずかでも田之上と付き合うことになってたわけでしょ。
ということは蟇目の存在は邪魔なわけで、何でそのままにしたのかがわからんかった。
だから、てっきり蟇目は殺されてということなのかと思ってたんですけどねぇ。

ただまぁ、最後の二人のやりとりが悪くなかったなぁ、と。
どうあっても結ばれない。
でも、何かが二人をつなぎとめる。
一体彼女の中にあるどういう感情がそうさせるのでしょうかね。

にしても、蟇目に惹かれた理由がわからんわぁ。
チャラすぎね?と思って仕方がない。
狂っちゃいるけど岬の方が誠実な気がしてならんのよなぁ。
何で何かが繋ぎ止めるのに結ばれることにはならんのか。

さてはて、レグが戻った世界はどうなったのやらね^^;
岬としては彼女のいない世界がどうなろうと知ったこっちゃないのでしょうけどね。
それこそ田之上が勝手に言っていた悪の枢軸ってことになったということですね。
しかしまぁ、何で岬はそんなことをしたw

てか、これで未来が変わることで二人の関係が変わるってことになったりしないのかな?
と感想書いてて思った。
未来が変わることで過去が変わるってことはないのんか?
なくはなくね?
わからんけど。
そもそもとしてレグが関わったことで彼が知っていた未来とはまた別のものとなっていたのかも
しれないですからね。

感想書いてるとそこそこ楽しめてたのかな、と思うようになりました。

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