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妖狐×僕SS 10巻

妖狐×僕SS(10)/藤原ここあ(著)未来からの手紙で百鬼夜行に備えた凛々蝶たちだったが、
百鬼夜行は起こらなかった。
その代わりに日本各地の妖館が襲われていた。
その事態を受けて凛々蝶たちはバラバラになってしまう。

凛々蝶は連れ戻され、
どうすべきかと考えた残夏たちは実家に戻ることを選択した。
双熾は凛々蝶の待っていてほしいという言葉に従って、
妖館に一人残ることを決める。
ただし、分身は凛々蝶のそばに。
そこがダメだよw
素直に引き下がるわけがなかったか^^;

が、そんな双熾も無理矢理実家へと連れ戻され再び監禁生活に。
その直前に聞かされたのは百鬼夜行の裏に隠れる人物のことだった。

妖狐×僕SS(10)/藤原ここあ(著) 特典妖狐×僕SS(10)/藤原ここあ(著) 特典今回はいつものペラペラな紙のイラストと
ポストカードのようなものの二つでした。
紙の方は第2部の渡狸と犬神。
ポストカードはカルタ。
カルタの手を握ってるのは誰だろう?

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
妖館というシステムを作った人物・思紋が黒幕だということ。
家から一歩も出ることが許されない彼女にとって、
先祖返りたちからもたらされる様々な人生が彼女の楽しみだった。
そして、そこへと深くのめり込んでしまっていた。
その結果が百鬼夜行ではないか、と。
遺体からの情報は全てを抜き取ることが出来る。
先祖返りたちが戦うことでどちらかが死ねばそこから人生を見ることが出来る。
そのために自由になれるシステムを与えた。
色々な人生を見るために。
双熾が監禁から出ることが出来たのも思紋が裏で手引していたから。

さてはて、その辺は次巻でわかるのでしょうけども。
事実はどうなんだろうか?
年老いた思紋に協力しなければ意味がないから犬神は過去に戻ったということなんですかね。
彼女との間に何があったんだろう?

実家に戻った凛々蝶は家族との食事に。
父の双熾への言葉に双熾やみんなのために父への悪態を。
そんな凛々蝶にお母さんは言う。
あの人はいつもあんな感じで後で後悔する、と。
凛々蝶の父親らしく、彼もまた悪癖を持っていた。
だから、とまた戻ってきて話をという母に
凛々蝶は疲れたようとも今度はちゃんと話をしようと決めた。
自分には帰る場所があるから。

にしたって妹へのデレっぷりはどうなの?
変態ってバッサリ言われてたけどw

野ばらを救い出す反ノ塚だったり、
過去を覚えていない渡狸の言葉に残夏が動かされたり、
そうして妖館にみんなが戻ってくる。

渡狸カッコ良かったですね。
でも、カルタを迎えに行ったときは何故に狸になってたんだろう?w

野ばらは実家だと御姫様とか呼ばれてたのなぁw
それで反ノ塚が散々からかってましたが^^;
颯爽と登場した反ノ塚がよかったね。
でもまぁ、野ばらは男前すぎだろうてw
野ばらの家の人は反ノ塚を見て男性ホルモンの塊だと言ってましたが、
あれは好印象での発言だったのかね?

監禁された双熾を救うために凛々蝶たちが双熾の実家へ。
躊躇っていた凛々蝶の背中を押したのは、またしても渡狸だった。
本当にカッコいいなぁ。

美熟女にメニアックと視線を奪われる野ばら。
揺るがないね^^;

全てを知りたい、全てを知ってほしい。
そんな気持ちで凛々蝶は双熾の前に。
互いの気持ちを伝え合って通じ合う。
二人はこれからですね。
どちらも幸せそうだったなぁ。

そんな中で犬神と直接対峙してから行方不明となっていた蜻蛉が遺体となって見つかる。
蜻蛉が本当に死んだとは信じがたいんですが。

番外編は体育祭。
本当に温度差があるなぁ^^;
でも、すごく楽しそうだったね。
それぞれの相方がお弁当を用意して応援に。
野ばらだけはすっかり忘れていたわけですが、
どうしたんだろうかねw
反ノ塚は野ばらの存在だけで周りから妬まれてたから、
それで十分なのかな^^;

次巻は思紋が黒幕なのかを確認するために潜入。
そして、蜻蛉の遺体の回収。
上手くいくのだろうか?

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