ぐ～たらにっき

Lazy Diary

2013.10.20 19:42 | TB:0 | CM:0

edit

ヒア・カムズ・ザ・サン/有川浩（著）　読了

とりあえず、読みなおしてよかった。
ハズレだと思ってたのに、ハズレじゃなくなってた。
何でだ＾＾；
前半読み終わって、どこがハズレだったんだ、後半か？
と思い、後半も読み終わってみると、
よかったやん、となってました。

まぁ、時間が経ってハズレだと思ってただけで、
よかったのはよかったと思っていたようですが＾＾；
単行本時の感想を読み返しみると「Parallel」の方につっかかっていたようで、
それにも納得しましたが、たぶんその時よりはイライラする感じはなかったと思う。
何が変わったのやら？

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。

感じ方は変わりましたが感想は二度目なので短めに。

キャラクターで言うと父にあたる人は「Parallel」の子供っぽさは
やっぱりイラっとさせられますね。
気が弱い、少しの本当を大きな嘘に。
それがこれだけ長引くと気が弱いとかって話じゃないと思うんですけどね。
娘のことを傷つけ続けてきたわけだし。

妹とお母さんがすんなりお父さんを受け入れてたのはなんなんだろうかね？
カオルの親というのはわかるけど、それだけであんなにすんなりいくものなんだろうか？
ていうか、妹さんがよく出来すぎだろうと＾＾；
でもって、話し方が大学院生だと思えない感じもある。
もっと幼く感じるんですよね。
いい子なんだというのはすごく伝わってきましたけどね。

前半の仕事仲間は好きになれなかった。
前に読んだときは編集長がいいキャラだと思ってたようですけども。
やり方がきたなすぎるなぁ、と。
一緒になってズケズケとしていた後輩もまたそうですが、
やりすぎだなぁ、と。

ストーリーに関してはやっぱり前半の方が好きだなぁ。
驚きの展開だもんねぇ。
父親じゃなかったんかい、と。
ただまぁ、血のつながりはなくともずっと父親だったんでしょうね。
カオルにとっての父親は最初から二人だったんだろうねぇ。

というわけで、印象が変わったので読みなおしてよかった。