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史上最低の女弁護士/京本喬介(著) 読了

史上最低の女弁護士/京本喬介(著)「僕たちはドクターじゃない」に負けず劣らず面白かった。
中盤辺りは少しだれてた印象はありますが、
何よりもキャラの濃さが物語を楽しませてくれたなぁ、と思いました。
史上最低の弁護士とその助手。
それぞれに抱えるものがあったり、
その中で相手のことを不器用ながらも大切に思う姿がとてもよかった。

オチはちとどうなのよ、それ。
という感じはあるのですが、
その後に、頑張ったなぁ、となるので楽しめました。
その後、どうなったのかというのは気になるところですね。
こちらも続編を考えてるのだろうか?
あれば楽しみにしたいですねぇ。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
薬中の弁護士。
薬物に依存するようになったのは彼女の父親が原因だった。
父親の背を追い弁護士となった。
そこで知ったのは父親は悪いやつを守って金を稼いでいた、ということだった。
そんなヤツのお金で自分は生活していたのだ、と知り父親への憧れは消える。
さらに両親には愛はなかったと聞かされる。
父親には愛人も。
どうしようもなくなって薬に逃げた。
美少女だった面影はなくなる。
そうは言っても美人は美人なんですけどね。
表紙の絵は油絵だったのなぁ、とあとがきを読んで知りました。
これはインパクトあるよなぁ、と本当に思う。
ただまぁ、違法な薬というわけではなく精神疾患で処方される薬だそうな。
ただ依存性は高いので、どっちみち一緒。

そんな中で彼女が拾ったのが腹黒で純朴な助手。
両親の育児放棄で小学校すら通わせてもらえなかった。
それゆえに知識がなく純朴。
そんな彼は何でも吸収するスポンジのようなもの。
拾った縁は自分色に染めたい欲求で様々な知識を与える。
それが腹黒となった理由。
でも、しっかりと純朴な部分も残る豆柴。

互いに上手く自分の素直な気持ちをぶつけられないままに、
色々なトラブルを解決する。

バレなきゃなんでもしていい。
そんなことを言い、法律の穴を上手く利用することを言うのだが、
そんな一方でボランティアをして法律相談をしたり、
なんだかんだで優しい。
豆柴に対する感情はすごく歪んでますが、
歪みすぎてある意味まっすぐですよね。
上司としてなのか、女としてなのか。
どう考えても女としてでしょうに^^;
散々狼狽しといて何を言うかねw

悪いことやなんやと大きいことを言うわけですが、
その中身は本当に子供のまま。
洋服は黒一色なのに下着はピンクというすごく女の子な本当の姿。

素直になればいいのにね。
そうすれば豆柴もきちんと受け止めてくれるのに。
二人ともそう出来ない状況なんでしょうけどね^^;
ただまぁ、最後のキスは豆柴はすごく頑張ったよなぁ。
縁はファーストキスだったみたいですねw
これから二人がどう一緒に歩いていくのか楽しみだわぁ。

さてはて、そんな二人が巻き込まれたのは大筋としては両親のこと。
最低な男のことだったり、
お母さんのお金を盗む娘さんだったりと間に入ってくる。

最低な男はその後しっかりと報いを受けたんだろうね、きっと。
ざまぁないわ、あれは。
女性の方も女性の方で縁が言うように他に男がいるんだろうし、
どうなることやらねぇ。

お母さんのお金を盗む娘さんは、最後はきちんと話をして仲直りしてましたが豆柴はブレなかったなぁw
最後の言葉にはちとビックリした^^;
しかしまぁ、チズは本当に縁たちに助けられましたよね。
縁たちがいなかったら確実に死んでたでしょうね。
そうなる前ながらもこっぴどい目にあったのはよかったのかな、無事だったし。
色々と危うすぎではありましたが。

そして、大筋の縁の両親の話。
何故娘に話さない。
それに尽きますね。
そのせいで縁が壊れに壊れたのに。
それに関してはちゃんとは把握してないのかな?

お母さん一筋だから、とかそんなのもっと早く言ってやれ。
同性愛とかそんな嘘を娘に教えんでよかっただろうが。

結果的に弁護士の仕事もちゃんとやり直すという良い方向に両親は向いたわけではあるけども。
縁は本当にのけられてた感じが強い。
二人さえ良ければってのは本当にひどいと思った。
これから縁はどう接していくんだろうかねぇ。


サイドストーリー
「史上最低の女弁護士 ―薬中弁護士は百万円をこう使う―」
本編の前日譚になるのかな?
水商売か詐欺師な女性が相談に。
余命わずかな大切な人。
でも既婚者。
そんな相手の奥さんは最低な人。
だから、お金を渡したくない。
というわけで、追い払ったわけですが最後に縁が色々と言ったことで、
その報酬として100万円をもらうことになった。
寿司を知らない豆柴に寿司をと思ったが、
その女性の前に来ていた男性の行動に縁は自分の身を呈して助けた。
その100万円も彼へと。
ただ渡すだけじゃないのが縁らしいんでしょうね^^;
それにまぁ、そうやって渡したところでどうにもならんかったでしょうけど。
この渡し方もまた怪しいけどね^^;
でも、最後は二人が楽しそうだったのでよかった。

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