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とある飛空士への誓約 3/犬村小六(著) 未読了

とある飛空士への誓約 3/犬村小六(著)こんなこと今までなかったのですが、読み終えないままの感想です。
もう読む気力がわかない。
2巻の最後の事実があまりに衝撃的で、
そもそもとして3巻を読み始める気分になかなかなれなかったわけですが、
それでも昨日は時間が出来たからとそろそろ読まないとなぁ、と思って読みました。

が、半分ほど読んで限界になりました。
イライラと不愉快さが先行しすぎてて読む気力を根こそぎ奪われました。
「追憶」、「夜想曲」の二つは楽しめました。
ただ、「恋歌」もあまり楽しめなかったわけで、
その理由は二つに出てくるウラノスにありますね。
これが出てきてから不愉快な部分の割合が増えすぎてます。
「誓約」ではそれがメインになってるので割増です。
そりゃ、戦争してるんだから綺麗ごとばかりじゃない、
色々な場面があってそういう部分も楽しむものというのはわかります。
でも、その割合が大きすぎて楽しめる状況じゃない、というのが「誓約」ですね。
ていうか、ウラノスは戦争を娯楽としてとらえてるようにしか考えられないんのが
またイライラが増す部分ですね。
「恋歌」はまだ楽しめたからよかったと本当に思える。

読み終えることを諦めたのは、
後半に期待できるような何かがあるとは思えないし、
この流れならむしろよりひどい状況にしかならないと判断したからです。
続巻でどうなるかは横において考えてます。

飛空士シリーズとして楽しんでいたし、
他の作品との繋がりが3巻の中で国の名前が出てきたことで、
今回もありそうではあったけど「誓約」は今の感じでは読めそうにないです。
「誓約」じゃないシリーズが出た時は読んでみたいとは思うけど、
「誓約」を読み終えずにというのは、あまり考えられないかもしれない。

4巻が出る頃にもう一度3巻を読むか考えて、
それでも読む気力が出なかったら、もう4巻は買わないだろうなぁ。

こういう結果になってしまったのは残念だし、申し訳なくも思う。

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ちなみに「未読了」という言葉は辞書にはないようです。
「まだ読んでいない」という意味の「未読」と「読み終えた」という意味の「読了」から、
「読み切っていない」という感じの中間の意味合いの言葉として使いました。
ネットで検索をかけるとそういう意味合いで使ってる方が多くいるので、
言葉としては問題はあるかもしれないですが、
タイトルをスッキリと区別するために使いました。
これが最後だとは思いますが。



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