ぐ～たらにっき

Lazy Diary

2013.03.01 23:16 | TB:0 | CM:0

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悩み相談、ときどき、謎解き？～占い師ミス・アンジェリカのいる街角～/成田名璃子（著）　読了

小説成田名璃子（小説）悩み相談、ときどき、謎解き？（小説）メディアワークス文庫（小説）

鍵穴の外の世界はくだらない。
そんな風に思っていたのにどんどん影響を受けていく。
自分の変化。
そして、自分の占い結果への責任。
デタラメなものも、ふっと降りてくるものも。
どちらにも人の運命を大きく変えてしまうものがある。
そのことを痛感することになる。

続きが気になる終わり方ですね。
花子は変わっていくんでしょうかね。
続きを楽しみにしたいです。
今度は1年じゃなく半年後くらいに＾＾；

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。

誠司との出会いが大きな変化となるわけですが、
胸が痛くなったり、そわそわしたりと、
可愛いなぁ、と。
その自分の気持ちの正体がわからない。
というよりはわからないフリをしてるだけだと思いますが、
この後、花子と誠司はどうなるんでしょうかね。

一方、誠司は誠司で謎な青年だった。
花子も詳しく知らないし、知る必要もないはずだからと聞かない。
だから、謎なまま。
キャンドルアーティストでラーメン屋でアルバイト中。
でも、どうもそれだけじゃない感じがありますね。

占いにやってきたお客さんたち。
その中でふっと降りてくる言葉を伝えた相手との話。
最初は誠司が関わってきてという感じだったわけですが、
最後には自分からも動くように。

花子は占い師のはずが占い以上のことをすることになる。
というか、そもそもは婚活占い師なのにそれですらないですからね＾＾；

両親のいきさつを聞くのは子供としてはなんともまぁｗ
しかも、状況が状況でしたしね。
どちらも幸せだったと思うなぁ。
ただまぁ、最初からというわけではなかったでしょうけども。
メジコはちとのんきすぎるわｗ

花子の過去。
唯一の友達との話。
南半球で幸せに暮らせてるといいなぁ。
でもって、花子の言葉が届いてるといいですね。

おもちゃの弟のために必死に走り回ってた姿はよかったですねぇ。
勝手に深読みした結果ではありましたけどね＾＾；
で、3万円を自腹で払ったのに、無駄になるというねｗ

社長って自分の働く会社の社長だったんかいｗ
そりゃ、見たことあるだろうて＾＾；
で、社長からの提案って結局受けたんか？
そんな社長とラブラブな奥さん。
浮気を疑ってたわけですが、そういうことじゃなく娘さんとのことだったんですね。
娘さんとの間のわだかまりもなくなってよかった。

自分と重ねてしまい揺れてしまう占い。
その結果、二人の女の子を傷つけてしまった。
自分がしてしまったことの重さ。
これまでも自分が知らないだけで同じように誰かが傷ついていたんじゃないか。
ただ、その中で自分の話を誠司に出来たのはいいことだったんじゃないでしょうかね。
誰かに相談するなんてことしたことなかったでしょうし。
する必要もないってことだったんでしょうけど。
自分で抱えきれないことがあって、その時にそばで聞いてくれる人がいる。
それは幸せなことでしょうね。

傷つけてしまった。
でも、二人を繋げることは出来たんでしょうね。
たぶん、連絡を取れなくしたままだったら、
そこで二人の関係は終わっちゃってたんじゃないかな。
傷つけてしまったことや、彼女の問題はまだまだこれからでしょうけど、
前以上に仲良くなれるんじゃないかなと思う。

そのことで街角の占いをやめようとしていた花子。
が、彼女からのメールで誠司に連絡を再びとった。
さて、誠司と会って花子は何を話し、
これからどうするんでしょうかねぇ。

変わることは悪くないと思いますけどね。
今の花子は自分の部屋がなくなっても大丈夫だと思うなぁ。
自分以外の人の中に居場所があるでしょうし、
外と関わることのくだらなさ、それ以外のものをちゃんと知ったし。
自然とその存在から離れていくのはいいことだと思う。

続きが楽しみだなぁ。

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