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謎、買い取ります。 質屋「六文屋」の訳アリな訪問客/吉川美樹(著) 読了

謎、買い取ります。 質屋「六文屋」の訳アリな訪問客/吉川美樹(著)面白くなかった、とは思わないけど、
微妙なところだなぁ、と。
3つの話に分かれてたわけですが、
一つ一つがもう少し短くなってたら
楽しめたと思う。
話を引っ張るわりに結末が物足りないというか、
納得できない感じなんですよね。

2章はまだ楽しめたかなぁ、という感じですかね。

ちと期待外れでした。
作者が隠したサインとか悪い意味でどうでもよくなった。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
1章は勝手にやってろ、って感じが強かったなぁ。
彼氏はアホすぎるでしょ。
これで終わりならそこまでって考えだったのかもしれないけど、
いくらなんでも意味がわからなすぎる。
彼女の方は彼女の方でカッとなりすぎですしねぇ。
まぁ、そこまで溜まったものが出ちゃったんだろうけども。
彼氏がしたことが回りくどすぎて、したくないし、されたくもないなぁ、と思いましたね。
疑われるようなことをしてなかったらこんな結果にはならんかったでしょうけどね。

2章はこの中だとマシだったかな、という感じですね。
十士の推理は外れたわけですが、完全にハズレというわけではないので、
ミカが後でゴチャっと言ってたのはどうかと思う。
ていうか、それは内緒だったでしょうに^^;

3章はいい話的な感じで終わってたけど、
いやいや、おかしいだろ、って感じで、
サインとかどうでもよかった。

質にやってきた視点で話が語られるので、
十士が何を想ってるのか、というのがわからなかったのも、
いまいち楽しめなかった理由でもあるかなぁ。
最初の段階で何かを感じてるのに、それがなんなのかわからず、
そのままダラダラと持ち込んできた人の背景が語られるので、
早くどういうことか説明してくれ、って感じでした。

本人だからわかるサインってことらしいけど、
当の本人がわかってないものばかりですからね。
十士がちょっと手を貸す程度だったら、よかったんじゃないかな。
十士だけで謎を解いてるから、十士をメインにしてくれてたら、
ながったるしく感じなかったと思うなぁ。

喫茶の方のメニューが話が進むにつれて増えていくのはいいなぁ、とは思いました。
十士とミカは少し魅力のある人物だとは思うけど、
話がもう少し盛り上がってほしかった。


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