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植物図鑑/有川浩(著) 読了

植物図鑑/有川浩(著)改めて大好きだと思いました。
ニヤニヤが止まらんよw
後半はほろっとなりそうな展開ですしねぇ。

なのに、細かい部分をちと忘れてた。
ていうか、別の作品が若干紛れてたというね。
何してんのよ、自分。
という感じで自分にガッカリしました。
好きなら覚えとけよな、と^^;

今回はかなりゆっくりじっくり楽しみにながら読みました。
美味しそうな料理に不安もありつつの幸せな、最後には本当に幸せになる日々に、
こっちまで幸せな気持ちになりました。

カーテンコールの二つもいいですよねぇ。

感想は単行本の時に書いてますので、今回はあっさり目で。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
「三匹のおっさん ふたたび」にて今作と関連してる番外編があるわけですが、
改めてこっちを読むと、どう考えてもイツキとさやかの子供だった^^;
イツキの親がどういう人だったかをすっかり忘れてました。
どういうところ住んでるんだろうなぁ。
母方の祖父が家や農機具を譲ってくれるって話だったから、
そこで暮らしてんでしょうかね?

家の前に落ちていた行き倒れの美少年、というにはちと年をくった自分と同年代位の男性を拾った女性。
そんな二人の幸せな日々。
でも、その日々はハンカチ1枚で揺らいでしまうほど不安定だった。
ただまぁ、それきっかけで二人は部屋の主とハウスキーパー的な関係から脱却。
それまでもベタ甘なラブコメでしたが、ここからまた加速してましたよねぇw

本当にたらしだなぁ、と思うよ、イツキはw
天然ってつく分余計にひどいよねw
でもって、甘えたな男の子にもなる、というね。
さやかが振り回されるのわかるわぁ。

で、幸せな日々から一転。
イツキが行方知れずに。

周りの人との繋がりでまた涙を流しそうになったり、
最後の繋がりだった合鍵を返されたり。
でも、イツキの嘘をつけない言葉に待つことを決めたさやかは強かったですね。

そんなさやかだからこそちゃんとして戻ってくるためにさやかのもとを一旦離れた。
戻る場所を残していたら、また逃げてしまうかもしれないから黙って。

ただまぁ、そんな別れ方は本当にキツイよなぁ^^;
けど、出会い方が逃げた結果ゆえに、それが本当に最善だったんだと思う。
逃げなかったら出会えなかったし、たとえ出会っていても今のようにはなってなかったでしょうし。
それでもやっぱり黙ってはってのはキツイよねぇ。

イツキのいない日々をイツキがいたときをなぞるように過ごす日々。
そんな中でさやかが知ったイツキが間違えていた植物の名前。
でも、それがまた二人の繋がりになるんですよねぇ。
家族だけの名前。
子供も子供なだけにそういうのが増えてそうだなぁ。

そして、父親と戦っていたイツキが出会った女の子。
この子の話もまたいいですよね。
男の子と仲良くやってるといいなぁ。
本当にいい子。
ただまぁ、イツキの痛いところを見事についてきてましたよね。
でも、その子がいたことで気持ちをさらに強く持てただろうなぁ、って思う。
イツキは人を惹きつけるんだろうねぇ、きっと。
ヘクソカズラは涙出ちゃうわなぁ。
だけど、さやかが必死で我慢しようとしてる姿を見た後だと、
男だろ、こらえろよ、とも思うところ。
だけどもまぁ、無理ですよねw

本当に読んでいて幸せだった。
文庫だと読みやすいからまた読もう。


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書籍「植物図鑑/有川浩著」現代のお伽噺、軽く読める

書籍「植物図鑑/有川浩著」★★★☆ 有川浩著 , 幻冬舎文庫 、2013/1 (126ページ , 720円)                     →  ★映画のブログ★           ...

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