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ソラの星 2 ふたたびの里/岩関昂道(著) 読了

ソラの星 2 ふたたびの里/岩関昂道(著)結城の人たちすごいな。
というわけで、今回はアキラに助けてもらう前、
追手から逃げるまでお世話になっていた家へと二人で向かうことに。
自分のせいで宇宙へ戻る手段をなくしてしまったソラのために
何か手がかりになるものを求めて。

今回も宇宙人が絡んだ事件なのかと思っていたのですが、
そういうわけではなく。
ただ、不可解な現象がっていうのは同じでした。
ポルターガイスト。
そして、人が何かに飲みこまれるように気付いた時には消えていた。
それをアキラが解決へ。

ソラがお世話になっていた人たちは本当にいい人たちばかりだなぁ、と。
そして、むちゃくちゃな人たちだなぁ、とw

今回の感じだと3巻が出そうな感じですが、
どうなるんでしょうかね。
続きが気になりますね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
ソラがお世話になっていた結城家。
その中でアマネさんという方がソラに色々なことを教えてくれた人だった。
その人に会うためにソラとアキラは向かったわけですが。

アマネさんも宇宙人だったんだそうな。
ソラが言い忘れていたようで、それを知ってアキラは何かわかることがあるんじゃないか、
ということで向かうことにした。
いやはや、本当に言えよ、って話ですよねw

そんなアマネさんの家族は大家族だったわけですが、
その本人はすでにいなかった。
1ヶ月前。
ソラが追手から逃げるように家を出て間もなく亡くなっていた。

最後にアキラが会いたかった、会ってみたかったと涙を流しそうになってましたが、
本当にそう思うなぁ。
素敵な人だったんだろう、というのがその家族からすごく伝わってきました。

手掛かりはなくなったものの、アキラたちは結城家に連休の間お世話になることに。
その中でアキラが自覚した気持ちなんかもあったり。
でもってそれが今回の事件の解決へと繋がる。

アマネさんが亡くなってから起こるようになった怪事。
家が揺れ、物が浮いたりしていた。
ただ、結城家の面々は慣れていたらしく、あまり気にしてない様子。
でも、それがアマネさんの呪いなんじゃないかという噂なんかも出ていたり。

そんな中で起こったのがひ孫にあたる時雄くんの行方不明。
それも消えるように一瞬で。

その後、さらに二人消え。

最後にはソラが自分を犠牲にして4人となった。

ソラが自分を犠牲にしたことはアキラがかなり怒ってましたね。
アマネさんに対しても隼人から教えてもらった彼女の自分への態度から、
異星人だからなのか、アマネさんから色々と教えられた中でソラも影響を受けてなのか、
わからないですが。
簡単に自分を犠牲にしてしまう態度は相手に失礼だ、と。
今回のことでソラがどのように変わっていくのか気になるところですね。

そして、アキラが一人だけ違うことに気付き、
確証がなかったが一連の怪事の原因となる子を突き止めた。

大泣きされたのは困っただろうなぁ^^;
ただ、彼女が自分の意志でしていたわけじゃなかった、
というのは救われたでしょうね。

過度なストレスによる無意識の力の暴走。
念力の類だったようですが、
それが宇宙人とのクォーターだからなのかはわからないところらしい。
ただまぁ、その可能性の方が大きいでしょうね。

でまぁ、アマネさんが宇宙人であると知ってるのはソラだけで、
旦那さんはどうなったのかがいまいちわからないわけですが、
子供や孫たちは全く知らないまま。
70代に見える容姿でありながら98歳だった女性。
でもその年齢は家族が知る年齢であって本当は138歳だった。
どういうことねw

旦那さんがどうだったのかってのが気になりますよね。
ただ、子供たちのソラに対する接し方から思うに、
そんなことは関係なかったんでしょうね、きっと。
家族は家族。
ただただそれだけだったんだろうな、と思う。

そんなこんなで怪事の原因はストレスだったわけですが、
それが大きくなった理由はソラとアキラがやってきたこと。
ソラへの嫉妬からだった。
アキラが自分が抱いた嫉妬からわかったこと。
で、最後に彼女から渡された携帯端末でさらに納得させられることになる。

ソラが現れて一番大好きなアマネさんを取られた気がした。
しかも、最期にアマネさんからソラへ宛てたものを渡されもして。
そこに帰ってきたから余計に。

自然と解決していったんじゃないかとアキラは言ってましたけど。
確かに自然と解決する可能性もあったかもしれないけど、
ちと荒療治でも、今回のように解決した方が成長という意味では大きかったでしょうね。
解決しないままだったかもしれないし。

で、ソラに渡された携帯端末はソラが持っていたものとほぼ同型なのかな?
アマネさんが持っていたものということですが、
ソラが元々持っていたものってことなのか、
アマネさんの持っていたものなのか、どっち?
2つ持ってたってこと1巻の方に書かれてたっけか?
覚えてない^^;

そして、最後はソラを捕まえようとする組織との乱闘騒ぎ。
結城家のみなさん強すぎでしょうがw
アマネさんがそれぞれに武術を仕込んでたらしいですね^^;
アマネさんがいた星は戦争が絶えない国でそこから逃げてきた人だけに、
戦う技術、自分を守る技術というのを色々と持ってたってことなのか、
地球にやってきてから身につけたものなのか、
どっちなのか気になりますね。
ていうか、宇宙人との混血ゆえなのか、
全体的に常人離れしてる感があったw

組織の方は防衛省と名乗ってましたが、実際のところどうなのかね。
あんだけ無茶苦茶しといて国と直接関係してるって、
なめとんのかという話に。

けど、結城家の方が一枚上手でソラが戻ってくることを見越して準備は万端だった。
彼らの助けを借りて二人は無事東京へと戻ることが出来た。

家族なんだから、またきてね、とソラとアキラに別れに一言。
責任を感じることは何一つない、とも。

本当にアマネさんの子供たちは素敵な人たちばかりだった。

さてはて、東京に戻った二人がこれからどうなるのか。
続きありますよね?
楽しみにしたいです。

雄一さんが言っていた人がどういう人なのかも気になりますしね。
それが敵となるのか味方となるのかってのも問題にはなってきますが。
3巻を楽しみにしたいと思います。


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