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アラタなるセカイ 小説「現在編」 アラタなるセカイ/入間人間(著) 読了

アラタなるセカイ 小説「現在編」 アラタなるセカイ/入間人間(著)個別に感想書けるかなぁ、とは思ってたんですが、
「現在編」には「過去編」と「未来編」も含まれてました。
アラタが書いたものという形になっていましたし、
これがそのまま漫画にアニメにとなってるのかは、
これから確かめるわけですが。。。

それにしても、いまいちわからん^^;
面白くなかったわけじゃないんですが、
もうちょっと説明ちょうだい。
って感じかなぁ。
どう解釈したらいいんだろうか。

「今日」を繰り返す現在。
そこから過去に旅立った桐島と、未来に旅立った八草。
そして、残ったのが「現在編」の主人公となるアラタ。
そんなアラタは研究者たちから「オリジナル」と呼ばれていた。

「今日」を彷徨っているのは2012年のようですが、
今の文明からは大きく進んだ世界。
でも、世界から人類は滅びようとしている世界。

そんな中で映画を撮り始めることにした。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
人類滅亡の秘密は未来人の介入だった。
未来の地球は荒れ果てた。
そこから逃れるためにタイムトラベルをして荒れる前の地球に住もうとした。

章ごとにかかれているのは4章から1章。
で、5章へと繋がってるみたいですね。
この中で出てきてる猿っていうのは過去編の左京山の言葉からすると、
その時代の人たちってことなんでしょうか?
こいつら何様なんだよ、って話だわな。

で、人が消滅する現象も自分たちがその時代に干渉したから。
自分たちの同胞というか、自分たち自身も自分で消してたってことなんでしょうね。

左京山がそれを止めるために動いたわけですが、
それを止めるためにはやっぱり現在を離れなくちゃいけなくなった。
過去と未来に送った二人が持っていった携帯電話を壊す必要があった。
その二人の出会いが今回の全ての根っこになっていたらしい。
でも、同じ学校の二人が携帯だけで出会わない、という未来になるものなのかね?
とは思う。
出会わないというよりは、互いの気持ちが動くことないってことなんでしょうが。
にしてもねぇ、と。

そんな左京山は過去に戻り桐山の携帯電話を壊し、
未来では八草の携帯電話を壊す。
でも、未来にはタイムトラベルでは行かない。
6000年以上を生き続ける。
タイムトラベルで起きた不老不死だから出来ること。
にしても、過去や未来での左京山の雰囲気が結構違ってたのは、
どうしてんだろ?
アラタの影響だったんかな?

ていうか、八草の携帯電話に関しては壊すのはほとんど運任せだったわけで。
よく実行したなぁ^^;

というわけで、現在編と関係ないことばかり書いてるね。

ニワトリと生活し、芋を作る少女。
オリジナルというのは未来人と関係のない子だったから。
だから、アラタだけは明日がある存在。
けど、両親が本来のオリジナルでおまけのような存在だったらしい。
でも、そうなるとその両親もオリジナルでって話になってくるわけで。
これどうなるの?という思いも。

で、アラタに結局、「明日」は来たんでしょうかね。
あのまま「今日」を彷徨い続ける世界で生き続けたのだろうか?
映画は完成出来たみたいですけど。
まぁ、独りになる寂しさよりはいいですよね。

しかし、真実を知っても揺らがないアラタの性格はいいですね。
ただ、最後に後悔はしたようですけどね。

左京山がついた嘘、というのはどうなんでしょうね。
アラタは過去からやってきた存在だとしてますけど。
でも、そう思ったのは何でなんだろう。
名前を忘れていたから。
なんて理由でそこまで考えるものかなぁ。
よくわかんない子だ。

平行世界からやってきた研究者・本山。
彼が元いた世界は本来の時間に近いようですけど、
それでも平行世界にいける装置が開発されたってことは、
若干の歪みがあったんでしょうかね?
ていうか、色々と持ち込んだみたいだけど、
一体どんな装置だったのか気になる。

「ERIOシステム」って誰が作ったんだろ?
まさしくエリオのような粒子だったみたいですね。
冒頭の星ヶ丘のネタの部分には「クロクロクロック」とかぶるものもありましたね。
他にも入間作品のネタが入ってたのかな?
この2つ以外はちと気付きませんでした。
「みーまー」はまだ読んでませんしねぇ。

過去に行った人がどういう人なのかは話にあったけど、
未来に行った人はどういう人だったんだろ?
どういう適正からそうなったのか気になる。
過去はそれまでタイムトラベルを繰り返してきた人と、
新たに桐島が追加された。
桐島が追加されたのは八草と離すためだったみたいですが、
そもそもオリジナルがいまいちわからないからあれなんですが、
桐島の両親が未来人と関係してるってことなんですよね?
適性があるってことは。
まぁ、それで納得のいくのはいくんですが、
じゃあやっぱり未来に行った人はなんなの?と。
大人の勝手な都合ってのがやっぱり大きいのかな。
でも、どういう基準で選んだんだろうなぁ。

というわけで、どういうことなの?
ってのが山積みな感じでした。
最後にあった「過去編」と「未来編」がそのままなら、
どういうことなの?は解消されないままって感じなのかなぁ。

けど、アラタが楽しそうに今を生きてる姿は読んでいて楽しかったし、
世界観は好きでした。

というわけで、「過去編」の漫画を読みたいと思います。


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