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氷菓/米澤穂信(著) 読了

氷菓/米澤穂信(著)氷菓/米澤穂信(著)思いの外、アニメは原作通りだったんだなぁ、
という印象です。
アニメを先に見たから、というのもあるかもしれないですけどね。

キャラクターだったり、氷菓の表紙のイラストだったり、
色々と紐解いていくなかでのイメージだったりと、
すぐにアニメでの絵が頭の中に浮かぶから、
すごく読みやすかったです。
これに関しては完全にアニメを先に見たからでしょうね。

内容に関してはアニメでも楽しめてましたし、
変わることなく楽しめました。

古典部の文集「氷菓」に込められた真実。
そして、えるが流した涙の理由。

本の厚さはそれほどない1冊。
その中の一つ一つをアニメは丁寧に描いていた、と個人的には思いましたね。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
一つ気になったのは、アニメではあった音楽室の話。
あれが原作にはなかったんですが、アニメオリジナルだったのかな?
音楽室が遠いからと架空の部活の話を作って、
そちらの興味を惹かせた、ってやつですね。
他のに入ってる話なんかな?
まぁ、それは読んでいけばわかりますね。

関谷純が「氷菓」に込めた想い。
カンヤ祭という言葉が禁句にされてるのは供恵さんの言葉からわかるので、
そうなった理由は全てとは言わずとも受け継がれてるのだろうとは思う。
ただ、「氷菓」そのものに込められた想いというのは、
先生はわからない、と答えてましたから、受け継がれているものではない。
ということだろうとは思う。
それに気づいた人ってのはどれくらいいたんでしょうかね。
ただまぁ、それ以前の部分でちゃんと受け止めてた生徒ってのも少なそうな気もしますけどね。
幽霊部員もいたでしょうし。

奉太郎と里志の薔薇色、灰色の話の里志の沈黙が、
改めてみると、そういう気持ちからくるものだったんかぁ、と。
何て言ってたか忘れてしまいましたけどね。
意味のある沈黙だと思いました。

というわけで、第2弾をさっそく読みたいと思います。


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壁]´Д`*)。どもー 壁]´Д`*)。このブログはきゅーの日常を描いたものなのだ 米澤穂信さん古典部シリーズ第一作c(`・ω´・ c ) 「氷菓」のレビューなのだ(ノ)・ω・(ヾ)むにむに あ...

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