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フリーター、家を買う。/有川浩(著) 読了

フリーター、家を買う。/有川浩(著)やっぱり原作だなぁ、とドラマを見てしばらく経ちますが、
思うところはそこですね。
変にいじってよくなることなんて、そうそうないですよね。
まぁ、いじりすぎてたわけですが。

さてはて、久しぶりに読んだわけですが、
改めて読むと誠治の成長っぷりってすごいよなぁ、と。
きっかけは自分の不甲斐無さで後悔することになる、
母の病気ではありますけど、
人ってこんなに変われるものなんだなぁ。
でもって、そんな彼が父親の気持ちを少しずつ動かしたりね。
周りの人も変えていく。
そんな誠治を後輩たちが慕うのは当然だろうねぇ。
憧れるよ、本当に。

感想は簡単に、かなぁ?
単行本で書いてますしね。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
やっぱり豊川のキャラクターが好きだなぁ。
お調子者。
でも、豊川目線で描かれている番外編で見れば、
しっかりしてんですよね。
ギリギリの線で相手に対して失礼にならないのも、
自然とではあるんでしょうけど、しっかり相手を見てるからで。
天然だけど、それだけじゃない。
そんな豊川が引いて応援することを決めた恋。
二人には本当に上手くいってほしいですよね。

猫を見に行ったとき真奈美がどんな格好をして、
どんな風にあたふたするのかってのが楽しみなんですけどね。
本当にちょっとでいいんで、書き足してほしかったりした^^;

真奈美はやっぱり原作のキャラクターの方が魅力的ですね。
豊川にいじられる時のリアクションに、それとは違った誠治との時の堅さ。
不意打ちをしたときの戸惑いなどなど。
新鮮な感じが読んでいて楽しい。

それをドラマでは何であぁなっちゃったのかなぁ、と。
最初から無理に恋愛を絡めなきゃよかったのに、と本当に思うよ。

誠一はまだまだこれから。
これからもっといい親父になれるはず。
気を抜けばいつか戻ってしまうかもしれないですからね。
でも、誠治がたくさん言ってますからね。
父親として尊敬したい。
失望したくない。
そんなことを言われてもなお、そういうことをしてしまったら、
本当に終わりですからね。
引っ越しが出来た今だからこそ、気を抜きそうで怖い。
でも、大丈夫だと信じたい。
自分でローンを払う、誠治を家に縛り付けるようなことはさせない、
とした気持ちが本物である、と。
しかしまぁ、本当に最後の方になるまではこの人にはイライラとさせられましたよねぇ。
そういう人なんだ、とわかってても何でだよ、となるのもしょうがないよ^^;
誠治に頼られてわかりやすく喜ぶ姿なんてのは面白かったわけですけどねw

ページ数はそれなりですけど、読みやすいのがいいよねぇ。
二度目ですが、楽しめました。


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