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クロクロクロック 1/6/入間人間(著) 読了

クロクロクロック 1/6/入間人間(著)1冊で終わりな話だと思って読んでいたので、
後半にこれ終われなくない?という疑問でいっぱいでした。
案の定、新しいシリーズだったようですね^^;
「トカゲの王」もあるのに、すごいなぁ。

そんなこんなで1/6っていうのは6日のうちの1日目、ということでいいのかな?
で、6冊出すということは6日間の話になるってことなんか?
どういう結末になるんだろう。

人と人との繋がりが意外とところであったりと、読んでいて楽しかったです。
ていうか、相変わらずな太郎がよかった。

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クロクロクロック 1/6/入間人間(著)


以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
一人の男が6人に拳銃を売ったことから始まる物語。
一人は殺し屋。
一人は学校の先生だが、紛失。
一人はその学校の教え子。
一人は何のとりえもない高校生男子。

後の二人はまだ出てきてない、よね?
そのうちの一人として考えられるのは殺し屋から狙われている緑川のそばにいる新城。
元から持ってるという可能性もあるから違うかもしれないけどね。

で、6人が話し手となって物語が進んでいくわけですが、
拳銃を買った6人がというわけではない。
拳銃を所持した者4人と、拳銃で命を狙われている者と拳銃を探す者が各1人の6人が、
入れ替わりに話し手になるわけで。
若干読みにくさはあった^^;

殺し屋の黒田は開業日に美人な依頼者から殺人の依頼をされる。
で、何故か殺し屋に好かれる太郎に必然的に興味を持ってましたねw
でもって、太郎が主役のシリーズ作品に登場する殺し屋も今後登場する感じですね。
もしかして、二人は知り合いなんだろうかね?

依頼者が見せた無関係な壺の写真。
あれは冒頭の話に関係してるってことでいいんだろうか?
冒頭の話がよくわからないままなのが気になりますね。
家の中にいた人もそうだけど、家主らしい土の中から出てきた人もおかしいよね^^;

で、黒田に狙われるのが緑川という陶芸家。
理由はわからない。
でも、個展を中止しなければ、というメッセージなんかをもらったりもしてるから、
どこかしらで恨みを買ったということになるんでしょうけど。
本人は皆目見当もつかない。
人付き合いが苦手で接点がほとんどないため、
そもそも敵なんぞ作れない。
その考えは別に間違ってないんでしょうね。
自分の知らないところで勝手に憎しみが生まれてるってことになるんじゃないかな?

そんな緑川のそばにいる新城という弟子。
太郎とはお知り合いみたいですね。
しかもまぁ、いいお知り合いではないようで。
何でそんなことになったのかが気になる^^;
そんな彼が緑川を守ろうとしてるのは何でなんだろうかね?
これまた誰かに依頼されて動いている、ってことになんのかな?
でも、狙われる、というのがわかったのは何でなんだろ?
黒田への依頼よりも随分前から緑川のそばにいるしねぇ。

新城には妹がいるみたいで、彼女も太郎のことを兄からの話で聞いてるみたい?
直接は会ったことはなかった感じですけど、彼女は彼女で似た感じがあるようですね。

太郎、ドンマイだな^^;

たまたま拳銃を拾った大学六年生のカナ。
友達のギャッピーの本名は丹羽ということになるみたいですが、
何故にギャッピーなのか?
ていうか、面倒見すぎでしょうよ^^;
で、カナはグダグダとした1日を繰り返しているわけですが、
彼女に援助している人がいたようで。
それが今回亡くなった学生の親だったみたいですね。
でも、何でカナに援助してたのかがわからんよね。
特に何か要求があったわけでもないらしいし。
何がしたかったんだろ?
ていうか、援助自体は続けられそうな気もするんだけどね。

けど、そんなタイミングでギャッピーがバイトを紹介してくれたので、
なんとかなるのかならないのか。
二匹の犬はどうなることやら^^;

そんなカナの後輩の姫路。
緑川の陶芸教室に通っている和服の美女。
関わる所属がすぐになくなるって、すげぇな^^;
で、今回は陶芸教室が危ない、と。
さてはて、それが続くかどうかは新城にかかってるってことになるのかな?

でも、彼女自身も危なくなっている、というのは彼女は全く知らない。

そんな彼女を狙う美鈴。
本当は別の女性を狙っていた。
同級生の姉。
理由は自分より綺麗だから。
そんな理由で拳銃を買って殺そうとしていた。
でも、その計画はなくなって次の一人として選んだのが彼女になった。

6発しかないから邪魔な人間を6人殺そうとしてた。
だけど、6位の小泉を殺そうとしてたのに、
邪魔者が増えてそいつが2位に入って6位から7位になった。
だから、殺さなくなったわけで。
この子怖すぎなんだけども^^;

でも、そんな内情とか関係なくロリコンの太郎は興味津々w
太郎なら彼女を止められるはずだと思うよ。
かなり避けられてますけどねw

で、美鈴の邪魔をしたのは何のとりえのない高校生男子、首藤。
こいつの話はイライラした。
周りが才能あるやつばかりで卑屈になるのは、まぁいいけど。
拳銃を持ったことで自分も特別なんだと思うのはアホだろうと。
特別なのは拳銃であって、自分は何も変わらないのにね。

で、彼がしようとしていたのはまさしく美鈴の邪魔だった。
彼女がなくした1冊のノートを拾ったのが首藤だったみたいですね。
それで幼なじみの小泉を守ろうとした。

小さい頃はずっと一緒にいた彼女を。
でも、そんな自分の淡い思いを見事に打ち砕かれて、
彼女の彼氏を撃ち抜いた。

その時の文章の書き方は読みにくいからやめてほしかった。
あぁいう書き方はどうなんでしょうね。
あまり好きじゃないかなぁ。

まぁなんだ、どっちもどっちだと思う。
意地汚く過去に縋り付いてた首藤もだし、
小泉も小泉でもうちょっと言い方があっただろう、と。
ただまぁ、長いことつけられてたらそりゃ態度もそっけなくなるわな。
それはただのストーカーってことだもんよ。

才能がどうたらと気にしだしたことで彼女との距離が開いちゃったんだろうなぁ。

でまぁ、首藤は逃げ続けることになるわけですが。
それでも何とかなるという思いを持ち続けていた。
なんともなるわけもないのに。
彼はこれからどうなるんでしょうね。

拳銃を探してほしいと依頼された太郎。
モデルガンということですけど、どう考えても本物。
でも、何で先生の篠崎は拳銃を必要としたんだろ?
でもって、何で落とすようなことになったんでしょうね。
喧嘩をしたということですけど、本当なんでしょうかね。

そして、問題は誰が本物の拳銃ではなく一丁だけ間違えてしまったモデルガンを手にしたのか。
首藤は実際に撃ったから本物だというのは確定。
黒田も本物なんじゃなかろうかと思ってるんですけどね。
美鈴のものか、カナが拾ったものがモデルガンってオチだといいなぁ、と思ってます。
どうなるんだろうかね。

そんなこんなで二日目に続くわけですが、
二日目には一体何が起こるのでしょうねぇ。


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