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ラブコメ今昔/有川浩(著) 読了

ラブコメ今昔/有川浩(著)自衛隊ラブコメの第三弾を是非とも。
久々に読んで改めていいと感じましたねぇ。

6つの作品からなる短編集。

「広報官、走る!」が一番しっかりと覚えていた作品だったかな。
「軍事とオタクと彼」と「青い衝撃」が改めて読んで気に入った作品かな。

単行本で感想は書いているので簡単に。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
どの作品にも共通するのは国の為にという強い思いがあること。
国のため、そこに住む大切な人のために。

「青い衝撃」だけが異質なんですよね。
でも、それがまたいいと思うわけで。
本当に怖いよなぁ、これ。
でもって、公恵さんは本当に強いよね。
本当に安心して任せられるわな。

「軍事とオタクと彼」は最初は相手の隠し事への不安。
それが解決したと思ったら自衛隊という職業への不安。
オタクならどんなでも乗り越えられる。
でも、死んでしまったらどうにもならない。
不安の度合いなんか全然違うわけで。
でも、見た目は可愛らしくとも彼は自衛官。
その姿にさらにグッときますよね。

「広報官、走る!」は本当にディレクターにイラッとしますよね。
何で遅刻しといて偉そうなんだよ、と。
そんなテレビ局側と自衛隊側で板挟みになるなかで、
上手く取り持って、さらには恋を成就させた政屋は本当にやり手だわなw

「ラブコメ今昔」とその前の話である「ダンディ・ライオン」。
いやぁ、すっかり二人の関係を忘れてたw
前の時の感想を読み直したわけですが、前の時も気付いてなかったわけで。
二度も気付かんってどういうことだよ、俺は^^;
二佐の恋の話は本当に好きだねぇ。
邦恵さんがしっかりしつつ可愛らしいんですよね。
その二佐へのインタビューをした二人がメインの
「ダンディ・ライオン」は階級の差が恋の障害にもなるわけですが。
素直になればよかったのにねぇw
今まで写真に込めた思いに気付かれることがなかった。
気付いてほしかったのに。
だから頑なになってしまったわけですが、
それが解けるきっかけもまた写真。
ストーカーみたいにこっそり撮った写真。
いつまでも撮り続けたいと思った彼女の笑顔。
いいなぁ、って単純に思ったね。
自分の気持ちを的確につかんでくれる彼女に出会えるなんて幸せ者だよねぇ。
さてはて、そんな二人の関係を二佐が知るのはいつなのか。
知った時の反応はどうなのかってのが気になるよね。
いつからだったんだ、ってのは聞きそうだよねw

上官の娘さんとの恋を描いた「秘め事」。
殴り合い。
そして、上官の家でいちゃこらw
父親としては殴り足らんって思うだろうなぁw
けど、まさか宮崎が亡くなる、という展開になるとは思ってなかったんですよね。
たぶん前回読んだときは。
今回は覚えてたわけですけど。
突然すぎてどういうことって思ったもんです。
けど、そういうものなんだろうなぁ、とも。
だから、結婚のときに送られる言葉。

いやぁ、やっぱり有川さんのラブコメはいいね。
本当に第三弾しないかなぁ。


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