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アリアドネの弾丸/海堂尊(著) 読了

アリアドネの弾丸(上)/海堂尊(著)アリアドネの弾丸(下)/海堂尊(著)こういう謎解きモノというものは、
答えを知ってるとやっぱり楽しさが半減しちゃうなぁ、
とドラマの前に読まなかったことをかなり後悔。

ちなみに思ってたよりもドラマはオリジナルの要素が
少なかったことにビックリしましたね。
登場人物の関係で変えざるを得ない部分もありましたけどね。
それでも上手く話を作ってたんだなぁ、と意外に思いました。

後は、田口・白鳥コンビのシリーズ作だけじゃなく、
間に発売された関連作品もちゃんと読んでおけばよかったと、
これまた後悔。
「螺鈿迷宮」は読んでいたので桜宮一族については、
まだわかるわけですが、
他の作品でも話に出てる北のこと、
この作品の単行本が発売された頃だと「極北クレイマー」の方でしょうけど、
それについては全く知らないんですよね。
読もうとは思ってたんですが^^;
他にも登場人物で絡んでくる作品はあると思いますが、
とりあえずまぁ、海堂尊さんの作品は読んでおいた方がよかったなぁ、と。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
殺人事件の犯人に仕立てられた病院長。
大学病院の危機に白鳥が活躍。

最後には笑ったなぁ。
あんただったのか、と。
田口をセンター長に推薦したのは藤原さんだったんですね^^;
藤原さんはやりおるねw

時間が限られた中で最大限に時間を活用して動き回る白鳥に対して、
気付けば居眠りの田口。
どうしたもんかと^^;
今回ほとんど田口先生いる意味なかったなぁw

しかも、白鳥はそんな時間のないなかで加納のゲームもハイスコア更新しちゃったみたいだしね。
怖いわw

エーアイセンターはすごいなぁ。
センター長が一番下っ端ってw
しかも、副センター長が多いのなんのって。
田口が自分から彦根や白鳥を呼び寄せたのはいいなぁ、って思いましたね。
白鳥の招聘だけは高階先生が拒絶してたけどw
本当に苦手なんだなぁ^^;

白鳥が持ち出した碧翠院のデータ。
それに驚く南雲は極北関係の人であり、小百合をお嬢と呼ぶ人。
後半は全く出てこなくなった南雲ですが、
こちらも小百合と同じように裏でなんかしてたってことでいいのかな?

「ナイチンゲールの沈黙」に出てきた二人が協力者として再登場したりということもあったりで、
登場人物たちに楽しませてもらった作品でもあったかなぁ、と。

だから、話の展開がわかってたわりに楽しめた作品でした。

ドラマでは「松崎事件」を大きく物語に関わらせて進めていたので、
オリジナルの要素が少ないって書きましたが、それだけで十分大きいんですけどね^^;
原作では「松崎事件」は警察がごまかそうとしてる事件として出てきただけなんで。
そういうものを上手く絡めたドラマは、よく出来てたんだなぁ、と本当に思いました。

しかしまぁ、宇佐見のキャラが濃いなぁ、とw
原作はこんなキャラだったのな。
ドラマでの福士誠治さんの宇佐見の方が好きだわ、これ。
と読んでて珍しく思いましたね

桜宮の生き残りである小百合が裏で暗躍していた今回。
次の「ケルベロスの肖像」が楽しみだなぁ。
そこで話が繋がるのかは知らんけど^^;
この終わり方だと続くよね?
文庫化されるまで読まないから、まだまだ先になっちゃうけども、
とりあえず楽しみだ。


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久々にミステリ感 強!

小説「アリアドネの弾丸」を読みました。 著者は 海堂 尊 田口、白鳥シリーズの5作目 一応 順番に読み進めていまして 今作はどうか・・・ 久々にミステリーといったタイプの話で

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