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訪問者/恩田陸(著) 読了

訪問者/恩田陸(著)一体どういうことなんだろう?
という気持ちのままで終わってしまった感じがする。
ただ、それでモヤモヤするのかと言えば、
そうじゃないので不思議な感じでした。

実際、明かされた謎もあるので、そりゃモヤモヤもせんだろう。
って話なんですけどね。
でも、それもまた真実は本当のところでわからないまま。

個人的には小野寺の役回りがあまり好きじゃなかったかなぁ。
この物語の探偵役としては出来すぎている、って感じました。
ちょっと話を上手く進めすぎだなぁ、と。

まぁ、ハズレかアタリかで言ったらアタリでしたね。
最後までどうなるんだろう?
っていう気持ちで読めたので、楽しかったです。

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訪問者/恩田陸(著)


以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
ある映画監督の死。
そんな彼の死を不審に思った友人が、
彼と関係性の深い人物たちのいる場所へ。
最初は彼の思い通りに話は進んだ。
でも、その思惑は狂い始めていく。
そして、監督が残した最後のシナリオと酷似した状況を知ることになる。

本当に最後までどういうことなんだろう?
って感じだったなぁ。
一体どれが真実だったのか。
語られたことが真実。
だと思えればスッキリしますが、
そうは思わせてくれない、それまでの流れ。

謎が増えていく展開に全く飽きなかったですね。

しかしまぁ、人の企みというのは思い通りにはいかないものですね。

千次さんが好きだったなぁ。
この人は何で会社を継がなかったんだろうか。
この人も千沙子さんや大治郎さんとは違うけど、
上手く会社を回してたんじゃないかと。

愛華ちゃんは自分を演じてたのな。
それは千次さんたちはわかってたんだろうかね。
あまり出番のなかった子ではあったので、
もう少し気になる感じに登場させてほしかったかなぁ。
演じていたことが唐突に出てきた感じがした。

ちなみに父親の死に愛華ちゃんは関わってたんだろうかね。
千沙子さんの部屋で人形遊びをしていたことを考えると、
そこに入ろうとしていた父親と接触してても、何らおかしくない気がする。

小野寺は本当によく出来すぎてた気がするなぁ。
峠監督との接点もあったみたいだし。
彼も死の真相を探していた。
だから、前もってある程度のことは調べてたんでしょうけど。
それにしては、いくらなんでも順応しすぎじゃないかなぁ、と。

ただまぁ、彼がいたから話がうまく進んでたんだとは思うけどね。
だから、複雑なところです。

そんなに長くない話ですし、読みやすくて楽しめました。
どういうことなのかということを考えながら読む楽しさに、
終わった後に想像する楽しさもありましたしね。
まぁ、満足した1冊だったと思います。


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