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さんかれあ #03

『さんか…れあ』
家から出ることを許されなくなった礼弥は聞き分けのいい子を演じた。
しかし、彼女が聞いたのは千紘を去勢しようとする父親の言葉だった。

急いで千紘を探す礼弥。
学校に行ったが千紘はいなかった。

その頃、千紘はばーぶを追いかけていた。
前はすぐに捕まえられたのに、蘇ったばーぶは千紘のことを見向きもしなかった。
そうして、一人どこかへと。

それを追いかけた千紘を同じように追いかけるわんこ。
わんこは心配だった。
もしゾンビだとしたら、誰かを襲って噛みついたりして、
その相手もゾンビになってしまうんじゃないか。
千紘はそこまでは考えていなかった。

塀の上を普通に歩く二人。
怖くないのか?w

ばーぶが入っていったのは排水管?
千紘は躊躇いなく飛び込んでいく。
わんこは監督が必要だからとついていくが。。。
その抜群のスタイルが邪魔をした。
つっかえて動けなくなってしまった。
そのことに気付かない千紘はばーぶを追いかけてどんどん先に。
気付いてやれよ^^;

そして、たどり着いた場所は二人がいつも会っていた廃墟の下だった。
礼弥が紫陽花の葉を取りに行った場所。
そこでばーぶは紫陽花の葉を食べていた。

その時、ちょうど礼弥も廃墟へ向かっていた。
家を抜け出したが執事?に見つかり後をつけられていた。
抜け出す瞬間を見ていた継母は何も言わなかったわけですけどね。
振り回されればいい、と。

ちょうど足を滑らせた辺りで父親に追いつかれる。
どうして、自分の思い通りにならない。
そんな風に思っている父親の手。
礼弥は父親に自分を触れさせなかった。

もう少し自由をください。

それはどんな自由だ。
外出する自由か?
恋愛する自由か?

本当にどうしようもない父親ですよねぇ。

私はあなたの娘です。
でも、身も心もあなたのものではない。

そんなことを言う礼弥を無理矢理連れて帰ろうとしたとき、
ばーぶが礼弥のもとへ。
父親は後ずさりするが、礼弥はばーぶのもとへ。
生き返ったことに本当に喜ぶ礼弥。

でも、父親は離れなさい、と。
離れようとしない礼弥に見かねて、父親は鞭?を取り出してばーぶを叩こうとした。
礼弥はそれを守るように父親の前に。
父親は勢いを止められずに礼弥を叩いてしまう。

そして、礼弥は崖から落下。
その途中で千紘の声に礼弥は千紘を見つける。

しかし、その直後。

崖の途中にあった枝により、礼弥は腹部を引き裂いた。
そのまま頭から落下。

あの音は腹をよじりたくなったなぁ^^;

目の前で起きた礼弥の死。
礼弥との約束。
千紘は逃げ出したくなった。
生き返らせるなんて出来るわけがない、と。
そんな千紘を呼ぶ声が聞こえてくる。

腹部から血を流しながら立ち上がる礼弥。

満面の笑みを千紘に向けて礼弥は言う。

責任とって下さいね、と。
それに千紘は、
はい、と。

というわけで、
千紘が待ち焦がれていた、
でも、現実には決しているはずのなかった
ゾンビっ娘の誕生だった。

継母は父親に向かって振り回されればいい。
って言ってましたが、
今まで散々自分の思い通りにさせてきたんだから、
その反動でどうなっても、
そりゃ自業自得ですよね。
まぁ、一度死んでゾンビになるなんてことは思いもしないでしょうが^^;

ゾンビとなった礼弥と千紘の生活が次回から始まる。

散華礼弥:内田真礼
降谷千紘:木村良平
左王子蘭子:矢作紗友里
降谷萌路:井口裕香
降谷茹五郎:斎藤志郎
降谷呶恩:荻野晴朗
散華団一郎:石塚運昇
散華亞里亞:浅野まゆみ
モギ:林沙織
ヤスタカ:岩瀬周平
ばーぶ:福圓美里

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