edit

不連続の世界/恩田陸(著) 読了

不連続の世界/恩田陸(著)結局最後まで「月の裏側」で塚崎多聞が何をしたのか
思い出せなかったまま終わった^^;
けど、多聞のキャラは面白いですね。
どう思ってたのかも思い出せなかったけどもw

内容自体は5つとも面白かったです。
不気味なので「悪魔を憐れむ歌」が一番面白かったと思う。
ただ、最後の「夜明けのガスパール」の終わり方は
どうにも腑に落ちないというか、モヤモヤした感じが残ったかなぁ。
んで、どうしたの?
ってのが知りたかった^^;

関連記事
月の裏側/恩田陸(著)
月の裏側/恩田陸(著) 読了(ネタバレ注意)
不連続の世界/恩田陸(著)


以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
「木守り男」って結局なんだったんだろう?
話自体は面白くないというわけじゃないのですが、
最後まで不思議な感じで終わったなぁ、って印象です。

「悪魔を憐れむ歌」は本当に不気味だったねぇ。
というか、怖すぎだわ^^;
もし、また同じように訪れた人がいたら同じ事をするのだろうか?

「幻影キネマ」は発端になったことの事実があまりに恐ろしかったわけですが、
話の流れはすごく好きです。
赤い犬の正体とか全く予想してなかった方向だったもんなぁ。

「砂丘ピクニック」は砂丘の方の真相はなんじゃそれw
って感じでしたね。
男ってアホだなぁ、って思った。
美術館の方の真相はそういうことだったのなぁ、と見事に騙されました。
ただ、何のために彼らがしたのかがさっぱりだな^^;
防犯に関しての記事が出てたってことは何か盗まれたのかね?

「夜明けのガスパール」は最後ということで、
小説を締めるという内容で流れはすごくよかったのですが、
終わり方が若干モヤモヤ。
ここまでの流れは彼が逃げてた中の話だったということになってんのかな?
だから、いっつも誰かしらの友達と一緒にいたわけだ。
そして、そんな中で不思議な体験をするのは、
必然だったのかもしれないですね。
現実を見ようとしない彼に現実を見ろと世界が言っていたのかもしんないね。

真実を知った後、多聞は一体どうしたんだろうなぁ。
病院に急いで行ったのか、
それとも、再び逃げることを選んだのか。

5つとも不思議な世界で楽しかったです。


トラックバック

TB*URL

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

template by Lazy Diary

copyright © ぐ~たらにっき all rights reserved.