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バカが全裸でやってくる Ver.2.0/入間人間(著) 読了

バカが全裸でやってくる Ver.2.0/入間人間(著)なんなんでしょうね。
このすごく面白いんだけど、
モヤモヤした感じが等しく残る感じは。

前作が微妙に感じた理由は、
話し手があっちゃこっちゃにいってしまってたことだったわけですが。
今作はそれがなく、面白かった人たちが中心となって、
話し手が変わらず進んで。
だから、当然面白かったんです。

5章を読み始めるまでは。

まず、出だして「ん?」と思ったわけですね。
けどまぁ、そこ以外は至って普通な感じだったから、
あまり気にせず読んでいたわけですが。

そこにきてのあとがきですよ。

頭の中に「?」マークがいっぱい出てきたねぇ。
またかよ、こんちくしょう。
ってな感じにも思った^^;

ただ、モヤモヤはしてるのですが面白いから困る。
だから、自分の中にある気持ちが非常に気持ち悪い。

Ver.3.0って出るのだろうか?
続きを読ませて下さい^^;

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、何を書こう。
意外と上に書いたのが今の段階で浮かんでる全てだったりもするのですが、
それだとあんまりなので、何か書きたい^^;

というかね、入間人間さんの作品には基本的に騙されてる。
面白いからいいんですが、いい加減学習しようよ、と自分に言いたいw

帯の作家たちの推薦文は読み終わったら納得した。
ちなみに全員物語に登場する作家さんなのですが。。。
せこくね?w

デビュー作はそれほど売れなかったらしい、「僕」。
それでも続編を書かなければいけなかった。
そういう世界なんですねぇ。
で、新作は編集者さんに助けを借りて書き上げると、
そこそこのヒットとなった。
でも、そっちの続編はかなり苦労。
ネタがつきて考えを搾り出すのが一苦労。
それでよく何冊も書けたなぁ^^;
という感じですが。

その新作というのが入間さんの「電波女と青春男」とよく似た感じでしたね。
というか、そのことを書いてるとしか思えなかったんですが、
入間さん自身の気持ちが入ってたりするのだろうか?

少し複雑な気持ちにもなりました。

でまぁ、「僕」も甲斐抄子も「バカ」もみんなバカだと思うのですが。
今回は甲斐抄子のバカっぽさというか、可愛らしさが出てたと思います。
つっけんどんとした態度が多いですが、
その間に可愛らしい部分が見え隠れ。
でもまぁ、色っぽさには欠けるわけですがね^^;

ていうか、「僕」が足の裏を舐めた時は笑ったw
でもって、意外と普通な反応をする甲斐抄子に少しビックリしたり。
基本的に何かズレてたんだもん^^;

でまぁ、「僕」は変態なんだって思ったし、
「僕」のバカさは小説を書き続けることで増してたんだなぁ、って思った。

「僕」のライバルも登場。
けど、何かおかしいライバル。
すごくおかしいライバル。
でまぁ、あとがきを読んですごく納得。
そういうことかい^^;
キャラ設定はせめて統一しろw

名前の意味はあとがき読んでわかったので気にしない。

「バカ」は「僕」に自分も小説家になりたかったことを話した。
その後出てこなくなったわけですが、
「バカ」って一体なんなんだろう。
本当に謎です。

「バカ」が「オレ」であとがきの人は「バカ」なんじゃないかと思ったんですが、
どうなんだろう。
けど、「オレ」と「僕」は少し違和感はあるにしても同じ人物に思えるし。

本当にモヤモヤが残る作品です^^;
面白いのに一体なんなんだ、この気持ちはw

続編が早く読みたい。
ていうか、これはマンガ版も合わせて読まないといけない、とかってわけじゃないのよね?
マンガに触れる内容もあったから、すごく気になる^^;


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