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別冊 図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6)/有川浩(著) 読了

別冊 図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6)/有川浩(著)緒形さんの話、堂上、小牧の郁が知らない頃の話、
そして、柴崎の話と3つからなっているわけですが。

緒形さんの話やっぱり好きだなぁ。
と改めて実感しましたね。
そして、柴崎の話は展開を知っているだけに、
読み始めるときに一呼吸置きましたね。
よし、読むぞ。
と気合を入れて読みました。
けど、展開がわかるから、読み進めていくうちに自然と泣きそうになってましたね。
胸が痛かったです。
ていうか、途中から泣いてたわけですが。

そして、最後を締める短編はこれでないとね。

シリーズを通して本当に色々と考えさせられた大好きな作品となりました。
この5ヶ月。
本当にこのシリーズが発売されるのが楽しみで仕方がなかったです。

これからも有川浩さんの色々な作品を読んでいきたい。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
タイムスリップ出来るのなら。
そこから始まった緒形さんの回想。
大学時代の緒形さんと、そこで出会った後に彼女となり、
緒形さんが道を間違えたことで互いの気持ちは好きなのに別れてしまうことになった女性・加代子の話。

精鋭の集まる、図書特殊部隊の副隊長である緒形さんは
かつて図書隊の敵である良化特務機関に所属していた。

そして、それを加代子に言えなかったことが緒形さんの間違いだった。

本当に切なかった。
自分の無知ゆえに招いてしまったことだから、どうしようもないけど。
もし加代子が夢を秘密にしていなかったら、緒形さんは良化特務機関には行かなかっただろうなぁ。
って思う。
でもまぁ、そういう理由がなければ調べないという状況はおかしいのですけどね。

2年経っての言い訳。
完全に教育された言い訳でしかなく、そこに緒形さんの言葉はなかった。
ただ一つの救いは一冊だけでもと隊長に逆らったことだった。

それがなかったら二人を繋ぎ止めることは出来なかったよねぇ。

そんな二人のその後は少しだけ短編に描かれてます。
本当によかったと心から思う。
幸せになってほしい。

で、そんな緒形さんが図書隊へと入隊した後は進藤さんとのいざこざ。
進藤さんが緒形さんを認めた時の姿がすごくいい。

短編では面白いことしてくれてましたしねw
気心の知れたこの二人の関係は読んでいて微笑ましいし、
すごく羨ましいですね。

堂上と小牧の過去。
郁にとっては最初から上官で、上官としてしっかりしていた。
だから、ミスをしてる姿なんて想像のつかない二人。
それを堂上の口から語られる。
間に郁との出会いの時の話を入れたりしてるのがいいですよね。

そして、柴崎ですよ。
本当に最初から胸が痛かったです。
一度読んで展開を知ってると、
読みたいんだけど、
読みたくない!
って思ったんですよね。
こんなつらい展開見たくねぇよ、と。
柴崎が一番辛いのはわかってるのですが、
その姿を見るのがとても辛かった。
それでも気合を入れて読んだのは、
やっぱりその後の柴崎の幸せな姿が見たかったから。

意地をはらなくてよくなった柴崎は本当に可愛い。
その笑顔を手塚には本当に大切に守ってほしい。

犯人に関しては触れたくないくらいイライラしますよね。
捕まった後の反省のなさも相まって、
思い出すだけで何かを殴りたい衝動に駆られますw

ていうか、本当にこの終わり方は旦那さんに感謝ですよ。
最初の有川さんが考えた終わり方だと全く相殺出来てなかったと思うもんなぁ^^;
郁たちですら描いていない結婚式。
それを二人に。
この流れなら、この二人の式がないと相殺にはならんよねぇw

そして、手塚と慧がかつての兄弟らしさを取り戻せた一面も。
ハッピーエンドすぎるのかもしれないけどさ。
スピンオフの別冊だもの。
それくらいあってもいいじゃないですかねw

短編は玄田隊長と稲嶺司令が囲碁をしている中での会話。
玄田隊長と折口さんにも幸せになってほしいですよね。
折口さんも加代子が自分と同じようなことで動いたわけですしね。
タイミングとしてはバッチリですよ。
還暦まで待たせたら男がすたるってもんでしょw
それに稲嶺司令はいくらなんでもそこまでは待てないですからね^^;
幸せな姿を司令に見せてあげてほしいです。
指環のサイズからと言ってないで玄田隊長らしくぶつかっていってほしいなぁw

本当にシリーズ6冊どれも楽しませてもらいました。
これからも有川浩さんの活躍を楽しみにしたいと思います。

最後には児玉清さんへの言葉が載せられていました。


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