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デュラララ!!×10/成田良悟(著) 読了

デュラララ!!×10/成田良悟(著)最初から最後まで面白かった。
というか、今回は入り方が良かったと思う。
いつも通り登場人物は多いので
あっちゃこっちゃへ場面は移りますけどね。
入り方でグッと引き込まれた感じです。

表紙が好きだなぁ、と思っていたイラストですが、
作中に入ってくるイラストも全体的にすごくよかったです。
特に遊馬崎のイラストはゾクッとしました。

それから気に入ったのは最後の葛原金之助ですね。
カッコよかった。
セルティがそこまで怖がらなくてもいい人なんじゃないかって思った。
根はたぶんすごくいい人なんだと。

そんなこんなで10巻の内容は11巻に続きます。
ですが、もやっとした終わり方はないかなって思いますね。
11巻が楽しみなので出来れば早いうちに出してほしいですが、
また同じくらい間があいちゃうんだろうなぁ^^;
それが非常にもったいなく感じてます。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
正臣の覚悟。
門田にダラーズを抜けて黄巾賊に力を貸してほしい、
とお願いするほどに真剣に。

しかし、門田はその返事をする前にひき逃げにあった。
故意のひき逃げ。
犯人が誰なのかはわからないまま話は終わるわけですが、
流れからしてドラゴンゾンビなのかね?
それともまた別の誰かが動いてんのかな?

とりあえず、一命は取り留めてよかった。
だけど、門田がいないということがどれほど恐ろしいことかというのがわかりましたね。
遊馬崎が本当に怖かった。
泉井との過去のやり取りがあるのである程度わかってましたが、
イラストがその怖さを引き立ててましたね。
でもって、渡草もキレたら厄介だったのですね。
こちらは意外だったのでビックリしました。

本当に門田は色んな人から愛されてる存在なんですね。
ていうか、千景までやってきたのはビックリしたw

澱切陣内とは集団の名前にすぎなかった。
何人もの老人がその名を名乗っていた。
そして、そんな彼らを本当に束ねていたのは秘書の鯨木だった。
そんな彼女はかつての罪歌の持ち主であり、杏里が知らない使い方を知る人物だった。
一度刀を砕き打ちなおす。
腑分けと呼ぶ行為だった。

罪歌の本体を二つに分けたってことなのか?
ちょっとその辺がわからんかった。
杏里も母であり、彼女も母であるってことはそういうことだと考えたんだけども、
どうなんだろ?

この場合、杏里はどうなるんだろ?

しかしまぁ、澱切陣内が一人じゃないというのはわかってましたが、
そういう仕組だったとはね^^;
しかも、鯨木も本当の名前ではない。
でもって、年齢がよくわからない人みたいで。
見た目通りの年齢ではないみたいですね。
そこにはどんな秘密があるのやら。

静雄を警察の中に入れてくれたことを臨也に感謝したりと、
何がしたいんだろうかねぇ。
わからん。

壊れていく帝人をセルティでは止められない。
セルティ自信が警察に追われてたり、「人間」でないからといって、
心配であるのなら踏み込んではいけない部分に踏み込むべきだと思った。
そもそも杏里に心配させている時点で3人の約束もへったくれもないと思うのですよ。
ましてや、正臣がどういう立場かわかった上で自分から仕掛けようとしたわけだしね。
正臣とは覚悟の度合いが違うと思うし。
そういう帝人を見てるとイライラしてくる。
今まで助けられた人に対する態度も気にくわんし。
ただ、赤林さんと対面して恐怖を感じても、そこで引かない部分はすごいと思ったね。

で、帝人がしようとしていることは一からのやり直し。
ダラーズを壊して自分の思い描くものに作りなおす。

無理に決まってるのにねぇ^^;
最初からとか一からとか無理だって。
始まってるんだから。
確実にマイナスからのやり直しにしかならない。
そうなったときにプラスに戻そうとする力はもう帝人には残ってないと思うね。
今のままなら。

だから、そうなる前に立ち直ることが出来ないほどに
壊してあげたほうがいい気がしてならんね。

正臣は止められるのかなぁ。

赤林さん好きだわぁ。
喋り方がいいね。
けど、そんな赤鬼と対をなす青鬼の方が何やら不穏な動きをしてますね。
何をしでかすつもりかねぇ。

取り調べの最中に相手が罪歌たちであることを知った静雄はキレそうになった。
しかし、そこに現れた葛原金之助によって、その怒りは静まることとなる。
セルティへの伝言だった。
周りが危ないからライトだけはつけろ、とのことだった。
すごくカッコよかったんだけどw
で、コネを使いたくはないが、と取り調べをしていた刑事たちに脅しをかけて変える。
それを見た静雄は怒りを抑え、耐え続けることを決めた。
警察全体が罪歌の手にあると思っていたが、ちゃんとした刑事がいるということがわかったから。
ただまぁ、セルティが一番恐れてる相手ではあるんですけどね^^;
静雄もカッコよかったですね。

最後はなんかわけのわからんことになってますね。
いろんな人が新羅の家に集まっているというね。
けど、それは新羅が望んでいたことでもあった。
明らかにセルティを中心として何かが起ころうとしている。
その流れを変えるために、そこに集まった人を使おうとしていた。
しかしまぁ、誠二たちもそこにいたのはビックリしたし、
波江がなんでそこにいんの?w
社長たちに連れていかれたんじゃなかったんか?
何があったんだろ?
セルティも混乱しっぱなしでしたね^^;

そして、帝人に近づく人物は四十万。
帝人はどうなっちゃうんでしょうね、本当に。

11巻が楽しみですねぇ。
出来るだけ早く本当に出てほしい^^;


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