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ダンタリアンの書架 #04

『換魂の書』
死者を甦らせる幻書。
その代償は別の誰かの命。
そして、その命は長くは続かない。

今回はヒューイのもとに届けられた本から話は始まる。
全三巻の本なのだが、1冊足りない書籍。
それにダリアンはすっかりはまってしまった。
しかし、その作者は暴漢に襲われて亡くなった、という話が。
そんななか届けられた手紙はその作者からだった。

ダリアンはすぐに向かうことを決める。
手紙の内容から幻書が関係している可能性があったから。
というのですが、どう考えても結末を知りたいだけにしか見えないw

そして、執筆をしている別荘へ。
そこには奥さんがいたが、作家さんには合わせてもらえなかった。
翌日に訪ねてくださいと言われた2人。

そんな夜。
ヒューイたちが見たのは殺された作者と、
牢屋に入れられた作者の恋人だった。

恋人は明日来てください。
そして、自分のことは構わず、彼を連れだしてください。
亡くなってしまっている彼をどうやって?

翌日。
亡くなったはずの作家さんは部屋で執筆中だった。

そして、その夜。
今度は恋人が亡くなっていた。

幻書の力だった。
作家と恋人はそれぞれの死を毎日繰り返していた。

妻を亡くした彼はちょっと火遊びのつもりで彼女に声をかけたらしい。
そんな彼女は彼の熱狂的なファン。
そして、彼女は自分の思い描く作品にするために何度も殺しては書き直させていたみたいですね。
自分のほうが彼のことをよくわかっていると。

死への耐性。
2人の体は1つとなり、その姿を変えていく。

ヒューイは対抗する幻書を出す必要はなく、
全ては終わった。
二人の魂は重なりあうように消えていく。

最終巻の原稿を受け取った時のダリアンの笑顔がいいねぇw
でも、読んでみてビックリ。
とても納得できる話じゃなかったみたいですね^^;
怒ったダリアンは自分たちで続きを書くと言い出した。
ヒューイに拒否権はなし。

まぁ、火遊びした作家さんも悪いけどさ。
それがここまでどうやったら発展すんのかとね^^;
どこで幻書を手に入れたのかも気になるなぁ。

死が代償とはいえ、あんなに簡単に人が生き返ったりするのは、
イヤですね。
しかも、それは長続きせず繰り返すことになる。
そうまでして生き続ける意味ってあるのかねぇ。

次回はどんな幻書だろうか。

ダリアン:沢城みゆき
ヒューイ:小野大輔

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