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トカゲの王 I -SDC、覚醒-/入間人間(著) 読了

トカゲの王 I -SDC、覚醒-/入間人間(著)思いの外エグい内容だった。
でもって、異能者バトルが思ってたのと違った。
特に主人公が^^;

というわけで、今まで読んだ入間人間さんとは色の違う感じの内容でした。
あとがきでは他の作品と同じ基本はラブコメだと書かれてますが、
あまりラブコメという感じはしなかったなぁ。
他の部分が強すぎるのでそっちが薄くなっていた感じです。

ただ、ちょくちょく笑える部分があったりはします。

ですが、、、
読んできた他の作品と比べるといまいちパッとしないかな。
という感じです。
まぁ、この1冊が全部プロローグみたいなんですよね。
目次見たときビックリした^^;

この後どうしていくんだろうなぁ。
とりあえずまぁ、続巻も買うつもりですけど少し複雑なところです。

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トカゲの王 I -SDC、覚醒-/入間人間(著)


以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
さてはて、一番最初のカラーイラストに騙された感はなくもないんだろなぁ。
と思うところです。

でまぁ、主人公の特別な力は彼曰くリペイント。
何かカッコいい感じの名前にしていますが、
実態は瞳の色を自在に変えられるだけ。
その先に何かがあるわけじゃない。

故に、主人公は痛みや死が普通に怖い普通の中学生の男の子。
ただまぁ、痛い子で。。。痛い子なんです^^;
そんな痛い子が死にかけるわけですよ。

ヒロインの思惑通りに動かされて。

このヒロイン本当にえげつないですよ。
まぁ、主人公の目が好きなのは視線がそこにいったことでわかってましたが、
だからって目玉を奪うために、裏の世界のど真ん中に突っ込むかね。
主人公がそういう世界に憧れていたから目玉を貰う代わりにって、
どういう考え方ですか^^;
死なないようにしてほしいと言いながら、
完全に死にかけてましたからね。
少しばかり予想外のことがあったわけではあるけどね。

目玉の次に主人公のことは本当に好きみたい。
けど、そこの壁が高そうだな^^;

主人公は彼女の裸を見ちゃったり、
好きだと言われ、
キスされたり、下唇をなめられたり、
右目にもキスされたり。

そりゃまぁ、美人なヒロインの位置が心のなかで特別な位置になるのはしょうがないよね。
わけがわからなくても、そこまでされて特別な存在にならなかったら男じゃないよねぇ。

さてはて、また時系列が若干ズレてたのなぁ。
「僕の小規模な奇跡」でも騙されましたが、また騙されたよ。
どっかにそれに気付く兆しあったのかなぁ?
悔しいのぉ。

で、海原が可哀そうすぎるんですけど。
自分への好意を利用するだけ利用する。
それで亡くなった相手に何の言葉もなし。
死に損じゃねぇか。
ていうか、死んだのかよ(;´Д`)ノ
って感じでしたね。
カッコよかったんにねぇ。
能力者相手に追い詰めたわけだもんなぁ。
去っていこうとする相手にかけた言葉もよかったと思う。
だから、生きていてほしかったもんです。

世界最強の能力者に打ち勝った。
そんな彼に主人公の力は最強の力だと言われる。
しょっぱいけどと前置きがあってですけどね。
何も制限がない力。

そして、それを主人公は自分を騙すために使った。

でまぁ、主人公はヒロインのことをしっかり疑っている。
疑っているけれども、嫌いにはなれない。
複雑だねぇ^^;
これから、どうすんだろ?

そして、最後は神様と崇められる教団の教祖様のもとへ。

続きが気になる終わり方でした。
本当にこの後どうなっていくんだろ?


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