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図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)/有川浩(著) 読了

図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)/有川浩(著)いやぁ、泣いた。
とっても泣いた。
前回読んだ時も泣きはしたけど、
たぶんその時以上だったと思う。
二回目だからか、やたらと入り込みすぎてしまってたみたいです^^;

憧れの王子様の正体を慧の嫌がらせによって知ってしまった郁。
堂上の顔がまともに見れないほどの混乱に陥ってしまう。
そして、図書館はピンチと節目を迎える。

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以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
小牧の逆鱗に触れた痴漢男。
静かに怒る小牧が本当に怖い^^;
本当に痴漢男がしたことは、「死ねばいい」という小牧の言葉通りです。

昇任試験。
手塚の珍しい姿が拝める話。
そして、郁の珍しい成績が拝める話でもある。

言葉の話。
「床屋」という1つの言葉をめぐる戦い。
前回読んだ時にも思いましたけど、
何でこの言葉が軽度の放送禁止用語に含まれてるのかが、
本当に理解出来ん。
何がどうなって何でダメやねん。
って感じですよねぇ。
他にもそういう言葉がたくさんあって、その中の1つでしかないわけでしょ。
でもって、知らない間に増えてるかもしれないわけで。
本当に怖い話だと思う。

で、柴崎が香坂のファンだった。
色紙が高値で売れるとか言っていた柴崎を信じていた郁ですが、
手塚だけはそれが本心ではないと気付いて慌てて香坂にサインをもらった。
この時の手塚はカッコ良かったんですが、
最後の手塚はちょっとイカンかったよねぇ^^;
人前では決して泣かないと決めていた柴崎を泣かせてしまった。
自分の至らなさを柴崎にぶつけてしまった。
床に散らばった柴崎の涙を拭う姿はよかったですけどね。
やることカッコよすぎです^^;

図書館のピンチ。
郁の思わぬ里帰りと、
茨城県の図書隊の現状。

防衛員が下げて見られる場所だった。
訓練もろくに出来ず、
寮の施設には優先順位がつけられている始末。

それらは全て館長が変わってからだった。
本当にあの館長には腹が立つ。
行政派の人らも本当にもっと頭使えよなって思うんですよね。
館長代理もそうだったけどさ。
図書館の上に立つものとして気持ちの持ち方が全くないもんよ。
そんな人を置いても問題になるだけってのをわかれよ、と。
せめて、図書館に対してどうにかしたいという気持ちがしっかりある人を選べばいいのにねぇ。
そういうところは慎重になってもいいと思うのに。

郁は防衛側の人間として直接的ないやがらせを受けたり、
母親にバラされたり。
とてんやわんやだったわけですが。

なんだかんだで堂上の助けもあってお父さんの気持ちを知り、
長男からは過去に自分にあったことを聞かされ、
母親があそこまで女の子らしくを言うようになった理由を初めて知ることになる。

しかしまぁ、本当に命綱の目算を見誤ったってエピソードは笑い事じゃないけど、
笑っちゃうw
そこ絶対間違えちゃダメなとこだもんなぁ^^;
てかまぁ、そもそも3歳の女の子にさせることじゃないしねw

そして、玄田の重傷。

稲嶺司令の勇退。

玄田三監の異例となる二階級特進。

彦江さんは原則派じゃなくて行政派の人ですけど、
この時のやり取りは本当にカッコいいと思いましたね。
郁はムッとしてましたがw

稲嶺司令が亡き奥さんに語りかけるラストは本当に泣ける。

ドッグ・ランは何か時系列を考えて調整されたらしい。
DVD引っ張り出して後でパラパラっと確認してみようか、と思います。
危機で郁の美脚に隠れファンがいるという話が出てきたので、
これを入れたってことでいいのかな?
単体で読んだときはもうちと後の話だと印象を受けてたみたい。
自分の感想読んで思い出したわけですが^^;
調整されてたからでしょうかね、時系列に違和感はなかった感じです。
堂上の表情を想像すると楽しくてしょうがないw

文庫版あとがきで書かれていましたが、
「恋の障害」を自主規制の実例として残せる、と。
あぁ、そういう考え方をされてたんだなぁ。
って思いました。
こういう話だからこそテレビでして多くの人に見てもらうべきだと思ってました。
DVDはなんだかんだで高いですし、レンタルするにしても。
興味を持たなければ手をとらないわけじゃないですか。
お金もかかるし。
テレビだと何の気なしにたまたま見てということもあり得ますからね。
だけど、放送禁止用語などの自主規制を扱ってる書籍として、
そういう実例が残るのはとても意味のあるものだったんだ。
とようやく理解しました。
そのNGであることがアニメ化をますます承諾する気持ちを強くされたそうです。
なるほどなぁ。って本当に思いました。

児玉清さんとの対談も相変わらず面白かったです。

来月でいよいよ本編はラストとなります。
ラストの短編はどの話が入るのかも楽しみです。


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