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Q&A/恩田陸(著) 読了

Q&A/恩田陸(著)かなり入り込みましたねぇ。
面白かったです。

ただ、扱ってる内容がどうにもやりきれなかったですね。

住宅地にあるショッピングセンターで起こった不可解が事件。
犯人は誰なのか?
そして、その事件の関係者たちのその後が
1対1の会話のみで進められていく。

最後がもうちょっとほしかったなぁ。
という感じの終わり方でしたが、
本当に楽しめました。

以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
最初の部分では調査の形で話がずっと進むのかと思ったのですが、
色々な場所に移って話が進んでいき。
思いも掛けない話が出てきたりと、
本当に楽しませてもらいました。

ただまぁ、事件そのものに関しては真相がわからず、
本当にやりきれない、やるせないなぁ。
って感じでした。
流れから言って政府陰謀説が一番有力なんだろうかね?

パニックを起こしてどうなるのかを試す。
そんなことのために大勢の人が犠牲になった。
そして、その事件に関わった人達の自殺など。
あれは全部関わった人を消すために自殺に見せかけたとかそういうことなんでしょうね。
きっと。

そういうことがわかってくると、また
何なんだよ、これ。。。
って感じになりましたね。

消防士さんの話は怖かったなぁ。
カウンセリングを受けた消防士さん。
家に帰るのが怖かった。
自分の家族が誰かに奪われてしまうかもしれないという恐怖。
それに耐えられなかった。
そして、彼がしたことは。
奪われるのが怖いのなら自分が奪ってしまえばいい。
もっとこまめにカウンセリングに行ってほしかった。
そんな考えに至ってしまっても、もう一度カウンセリングを受けてほしかった。

不倫していた女性はその後、
不倫関係を終わらせたっぽいですね。
しかしまぁ、すぐに終わらせてなかったのは意外だったなぁ。

そして、最後は奇跡の少女と言われた女の子。
最後の部分ではきっと結構大きくなっていたんでしょうね。
けど、モノを教えられてこなかったから少女のまま育った。
そんな感じでしたね。
そんな彼女の前に現れたのは未来の自分。
未来を告げるために。

けど、未来は変わらなかったんでしょうね。
未来を告げに来た自分がそうだったように。
その言葉を聞いても未来を変えようとはしなかった。

てか、ぬいぐるみの真実もこれまた辛かった。
別の女の子が持ってたものだったんですね。
で、商品棚の下に隠れていた彼女のところに、
その女の子が入ろうとしてきた。
その子は自分とは違い、
傷だらけだった。
けど、入れるスペースは1人分だけ。
彼女は入ろうとする女の子を押し返した。
そして、彼女の目の前で。。。

本当にひどい未来なんだろうなぁ。
って思いました。

1つの事件から全ては始まった。
多くの人達がその事件で人生を狂わされた。

そして、真相は世には一生出ることはないんでしょうね。
一体そこで何があったのか。
何の力が働いたのか。

何も理由がなくても、何か理由があっても
どっちにしても
納得のいかない事件だったでしょうね、きっと。

楽しめたけど本当に辛い小説だったと思います。

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