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ストーリー・セラー/有川浩(著) 読了

ストーリー・セラー/有川浩(著)許してくれと言わんばかりに泣いた。
許してくれって何か変だけど、
それが一番言葉として合ってるかな。
って感じです。

一度決壊したら止まらなかったです。

Side:Aは小説家の奥さんが彼女だけの特殊な病気にかかってしまい、
そんな彼女を支える彼女の一番最初のファンである旦那さん。
そんな夫婦の話。
Side:BはそんなSide:Aと対になる話をという始まり方で、
旦那さんが亡くなる話。
小説家の奥さんとガンを患った旦那さんの話。

2つの作品に言えることはどこまでが本当の話かわからないということ。
ですかね。
絞め方がそんな終わり方です。
真実を知るのは当事者たちだけ。

Side:AはSide:Bの彼女が書いた小説。
という扱いになってる感じ。
で、Side:B自体はその彼女が実体験を元に書いた話。
という感じになってる。

だから、どこまでが本当の話かわからない。
という感じです。

本当に泣きました。
今までの有川浩とは少し違ったテイストの小説なんじゃないかな。
って思います。
「レインツリーの国」が一番近いかな?
と思いました。

1つ気になったのは有川浩さんにしては珍しくあとがきがなかったことですね。
いつもあとがきを読むのも楽しみにしているので残念だった。

以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
Side:A、Side:Bともに同じ職場の2人が小説によって接点を持つことから始まる。
そして、2人の彼はそれぞれ彼女の書く小説が大好きだった。

Side:Aはこっそり小説を書いている彼女が
うっかり、そのバックアップをいれているUSBメモリを
会社に忘れてしまったことから始まる。
その会社ではUSBメモリの使用を禁止されていて、
彼女のことが少し気になっていた彼は、
仕事関係のデータを持ち出しているんじゃないかと、
メモリ内を見た。
そして、そこにあった単語から彼女のもとだと確信を得られ、
他のデータも見た。
そこにあったのが小説で彼はすぐに惹きこまれた。

が、取りに戻った彼女を無理矢理抑え込む読み続けたことで、
険悪となってしまった2人。

そんな2人が小説で険悪な雰囲気が解かれていき、
付き合い結婚した。

そして、彼は彼女に賞に出してみないかと持ち出した。
彼女は大賞をもらい両立していた仕事をやめて専業となった。

まぁ、色々とあるわけですが。
書き出すと全部書いてしまいそうなので省く。

作家として運の良い部分と運の悪い部分。
両方があった。
そして、運の悪い部分が彼女をひたすらに苦しめた。
その中に実の家族が含まれていたから、余計に辛いでしょうね。

お風呂場ってどこ?
で決壊しましたね。

彼女の病気は思考することによって寿命が縮むというものだった。
認知症などではなく、生命を維持する部分が劣化していく。
彼女にとって一番大切な思考することで。

一度は作家を辞めて書く事をやめようとした。
けど、それは出来なかった。
彼女は最期のときまで小説を書き続けた。
一番最初の読者である彼に読んでもらうために。

最初の彼のやり方はあまりに乱暴すぎたわけですが^^;
それを彼自身がどういうことか言われるまでわからなかったのが、
またひどいね。
聞かなくてもわかんだろ。
という感じでね。
いきなりキスしたときは、何してんだw
と思ったもんです^^;

Side:Bは小説家の彼女が自分の本を読んで涙を流している彼と出会ったことから始まる。
ずっと追いかけてくれていた彼の感想を聞き、
彼女は自分がその作家だと明かした。

そして、2人は話をするようになり付き合い結婚した。
結婚する前に彼女は専業となって、
彼は身の回りのことをあまりしない彼女の通い妻的な感じとなっていた。
それで、2人は結婚した。

彼女を甘やかすことが好きだった彼。

彼が好きだった1つの小説。
単行本化されない小説は中途半端な長さで、
もう1つ話が必要だった。
なら対となる話しとして彼が、
旦那が死んじゃう話にしたらいいと持ち出した。

彼女のそれは面白いと思った。

そんな話があってそれほど時間が経たないうちにそれは起こった。

交通事故。
そこからわかった腫瘍。

検査の結果から悪性だったことがわかる。

通院生活。

携帯を忘れた。
最初そんなことがあったとき、彼女は泣きながら彼を詰った。
二度目。
彼女はそういうことをしなかった。
そして、彼は怒った。
何で態度を変える。
俺を腫れ物扱いするな。

甘やかすことが生き甲斐だった彼はわざと携帯を忘れた。
彼女がらしくない出来た妻をしようとしていてストレスがたまったから。

そして、彼の好きだった小説の対となる物語が出来上がった。
彼女は逆夢を起こせたのだろうか?

2つの物語。
どちらも本当に良かったです。
時間を忘れて一気に読みました。
やっぱり有川浩さんの書く物語は好きだなぁ。
と改めて実感しました。
こんだけ泣いたのも久しぶりでした。

欲を言えば、やっぱりあとがきが読みたかったなぁ。
って感じですね^^;

よくよく読み返してみると、
これ感想じゃねぇなw
と思ったわけですが、、、まぁいいか。

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