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月の裏側/恩田陸(著) 読了

月の裏側/恩田陸(著)怖かった。
だから、すごく面白かったです。

怖いのに夜中に読んでたわけですが。
コンビニの場面を読んでたときに、
人の声が突然聞こえてきて、
何か出たっ!
って思ったw

一瞬マジで心臓止まったかと思いましたよw
実際はテレビが勝手についただけなんですけどね^^;
視聴予約してんのスッカリわすれて小説に入り込んでたから、
マジで焦りましたねぇ。

そんなこともあって印象に残る小説になりそうです。

以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
全くこういう話と予想してなかったので、
本当に怖かったですよ。

図書館のシーンもそうだし、
上でも書いたコンビニのシーンも。

多聞さんは結局どっちだったんだろう?
元から盗まれてたのか。
盗む必要のない人だったのか。

で、結局正体は何だったんだろう?

というのは思いましたが、終わり方は好きでした。

これから藍子さんはどうするんだろうなぁ。
多聞さんたちのようには生きていけないだろうし。
自分でなくなってたら、そんな考えもなくてすんだのに、
無意識意外では自分は自分であるだけに辛いですよね。

盗まれた猫が産んだ猫はすでに盗まれてる状態だったんですよね?
あれは。
てことは、人間も同じってことですよね?
そうなってくると、昔からあの街はあるわけですし、
何がどうなっててもおかしくないというわけだ。

最初は微妙かなぁ?
って思ってたんですけど、わりとドップリはまりました。
楽しかったです。

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