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とある飛空士への追憶/犬村小六(著) 読了

とある飛空士への追憶/犬村小六(著)どっぷり入り込んで読んでました。
ページ数のわりにスラスラ読んでたと思います。
面白かったです。

ゲッサンで連載中のマンガはやっぱり絵が幼すぎるな。
と感じましたね。
あの絵はキライじゃないから別にいいですけどね。
ちょっとあのキャラじゃ雰囲気が出ない気はします。

しっかし、これ文字のサイズ小さくない^^;
単行本の本読んでたから、そう感じるのかなぁ?
って思ったんですけどね。
他の文庫本と比べても若干小さかった。
読みすすめたら気にならなくなりましたけどね。
夜はメガネだから最初は慣れなくて本当に読みにくかった。

以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
カバーのイラストの意味が最後の方でやっとこさわかりましたね。
このシーンだったのなぁ。
という感じで。
そもそも髪の長いはずのファナが何故短く?
というかまぁ、読み始めたときファナだと思ってたなかったりもしたんですけどねw
銀髪云々はどう考えてもファナなんですけどね。
髪の長さがどう見ても違うからさぁ^^;
別人なんだと思い込んでました。

ファナに物語を話してたのはシャルルのお母さんだったんですね。
マンガじゃそんな感じが全然しなかったので、ビックリしました。

だから、ファナとシャルルは小さい頃に会ってたんですな。

ファナの性格の変わりようはすごいなぁw
まぁ、元々がそういう性格なんであって、閉じ込めてただけですからね。
閉じ込めてたから余計にってのもあるのかな。

カルロ皇子は確実に尻に敷かれたんだろうね。
その後の話ではファナが西海の聖母と呼ばれるような存在になるわけですから。
てかまぁ、あんなアホな皇子に国任せてられないよね。
極秘作戦をばらすような行為して、自分の婚約者を危険な目にあわせたわけだから。
そのくせ、自分の手柄のようにしようとして。
ほんと信じられんわ。

群島での2人は本当に楽しそうだったなぁ。
このまま2人で。
そんな考えが浮かんで、実行に移してもなんらおかしくないのに。
シャルルはその気持ちを抑え込んで任務を全うすることを選んだ。


ビーグルのパイロットとは再戦があるのだろうとは思ってましたが、
ビーグル目線からの話があったのはよかったなぁ。

しっかし、髭にはマジでムカついたね。
何様だ、アンニャロ!
それに比べて艦長さんはいい人だな。
ファナが必死で叫んでたってのもあるだろうけどさ。
シャルルの功績は素直に認めてくれてたみたいだし。
シャルルがファナにキチンとお別れをするために戻ってきたときは
艦を止めてくれたりしましたしね。


悲しい別れではなく笑顔で別れを。
ってことで、シャルルが戻り地上では出来なかった踊りを飛空機で披露。
そして、報酬である砂金をファナへの餞としてばら撒いた。

悲しいお別れのまま終わらなくて本当によかった。


後の時代に一冊の本となり真実が語られる。
真実が語られて本当に良かった。
その当時を生きた人がほとんどいなくなったとしても。
そういう人がいた。
という事実が関わった人、隠そうとした人以外の人たちに知ってもらえて
本当に良かった。

さてはて、その本を書いたのは誰なんでしょうね。
シャルルなんだろうか。
別の人だろうかね。
まぁ、どっちでもいいや。

2人が再会出来てれば、
サンタ・クルスと3人で空をもう一度飛べてたらいいなぁ。
って思います。

どっかでコックしてんのかなぁ。

本当に面白かったです。


さて、この作品の世界を舞台にした恋歌はどんな感じなんだろ。
続編てわけではないんですよね?
読んでみようと思います。

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