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キャッチャー・イン・ザ・トイレット!/伊瀬勝良(著) 読了

キャッチャー・イン・ザ・トイレット!/伊瀬勝良(著)やっぱり前半の不快感は^^;
と思う。

けど、そんな風に思う小説でも読もうと思う理由は中盤から徐々に変わっていく
主人公の心境。

後半は泣きそうになりました。
というか若干泣いてました。

自分の気持ちに気付き、
けど、人と関わることを極端に避けていた自分には行動に移すことが出来なかった。
そして、伝えられなかった思いを胸に苦しむ日々が始まる。
あるきっかけでギリギリのところで保っていたものが崩れる。

そして感覚の麻痺。

けど、目にした美しすぎる光景。
感覚が戻ってくる。
そこにもう一度行きたいと思った。

とても辛い道の選択。
耐える日々。
自分のした罪に対する罰。
当然の結果ではある。
黙っていることも出来た。
けど、そのままじゃ行きたいと思った美しい場所には行くことは出来ない。

自分の姿を見て変わってほしいと思う人がいた。

そんな耐えるだけの日々に手を差し伸べてくれた友達。
昔の自分ならその手を取りはしなかった。
けど、今度は違うずっと言えなかった言葉と共にその手を掴んだ。

そして、変わってほしいと思う人に
自分と同じように外の世界を知ってほしいと思った。


人との繋がりの素晴らしさと大切さってのがわかる小説なんじゃないかなぁ。
って思います。


流れ的なことを書いてしまいましたが。
ネタバレは極力避けて書いてるつもりです。
この感じの書き方で読んでみようと思った方は多少の不快感は覚悟の上で
読んでみてください。
最初の方で諦めず最後まで。

以下はネタバレ含みつつ感想続けます。
黒沢の真似は色んな意味で出来ないなぁ。
って思う。
あの日課はもちろんだし、
北原としたことも。
けど、それ以上にすごいなぁって思うのは
自分の罪を告白すること。
言わなきゃわからないことを、
いじめられるのをわかっていながら、
それでもみんなの前で告白する。
辛い道を自分で選択した勇気。
そりゃ、自分でしたことが原因なんだから当然なんだけどさ。
それのしっぺ返しが大きいって事は自分のしたことに比例してわかるわけで。
わかりきってるのにその選択は僕には出来そうにないなぁ。
って思いました。
いけないことをしたときに謝れる人にはなりたいけど。
その時にちゃんと勇気が出せるか。
僕には自信がない。


予備校から高校にかけての部分では。
まさか須川とねぇ。
という感じで。
最初読んだ時はそんな展開になるとは思いもしてなかったですね。

この2人についてはweb上で再掲載された番外編として読めます。


今回読んでても思ったんですけどね。
主人公たちの設定が中学生ってのを忘れるんですよね^^;
みんな大人っぽいんだもん。


黒沢と須川の番外編とは別にもう1つ番外編がweb上であります。
そっちは黒沢が感覚を取り戻すきっかけになった夢を実現する話です。


やっぱり買ってよかったなぁ。
文庫化されることになったときは、
書籍に載せてない番外編2つをぜひ載せてほしいものです。
そしたら、文庫本も買いたいと思います。

マンガ版もまた読みたいなぁ。

ちなみにまだ番外編は読み直してません。
「にゃんこい!」が始まるちょっと前に読み終わって、
感想書いてるときに「にゃんこい!」始まったからそっち見て。
終わってから書き足してってしてたんで。
明日読もうと思います。
そっちの感想は書きませんが^^;


何か追記の部分の感想のほうが内容薄くなかった気がする^^;
まぁいいか。

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