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アイシテル~海容~ 最終回 感想

『2つの家族…それぞれの結末』
すごくよかった。
急ぎ足だった気がするのがちょっと残念でしたけど。
見てよかった。と思いました。


お墓の前で出会った2人。
さつきさんはすぐに土下座をした。
頭を上げてくださいという聖子さんの言葉を聞いても頭を上げなかった。
そんなさつきさんに聖子さんは言う。
あなたが苦しんでも私たちの辛さは変わらない。
生きてください。
清貴のために。
これでもう会うことはない。

聖子さんは帰っていった。


そして、1年後。
智也くんが戻ってきた。
部屋に入りカブトムシを見たときようやく笑った。
けど、1人になった瞬間表情が硬くなった。

智也くんの姿を見て
私たちが変わらないといけない。
さつきさんが言う。


美帆子ちゃんは久しぶりに中学の友達と会った。
その場で1人の男友達が携帯を触っていた。
友達がムリヤリとり見てみると。。。
智也くんのことが書かれているサイトだった。
編入した学校名まで書かれていた。
美帆子ちゃんはすぐに家に帰った。

忘れようとしてたのに。。。

あの友達最低すぎだろ。
どういう神経してんだ。

1年で出てきたことを家族は知ることとなる。
翌日には平気だよ。
と笑顔の美帆子ちゃんがいた。


智也くんがいつもは帰ってる時間に帰ってこない。
心配で探し回るさつきさん。
智也くんは富田さんのところへ行っていた。

施設に戻りたい。

おばさんはもう智也くんのその理由を聞くことは出来ないの。
いっぱい話をしたのは、
お母さんから智也くんを預かっていた。
けど、今は違う。
今はお母さんに返した。
だから、今思っていることはお母さんに言わなくちゃいけない。
お母さんならきっと受け止めてくれる。

そして、家に帰ったとき智也くんは自分の思いを伝えた。

ここにいちゃいけないんだ。
迷惑をかけるから。
だから、施設に戻りたい。
それでおばさんに会いに行った。

さつきさんは
話してくれてありがとう。
まずそう言った。

清貴くんのことを思うのはいい。
だけど、何もしちゃいけないわけじゃない。
色々なことを経験しなくちゃいけない。
そして、自分のしたことの重さを知らなければいけない。
清貴くんの分も生きなきゃいけない。

生まれてこなければいい命なんてない。
清貴くんを初めてぶったさつきさん。
愛してる。
そう言って智也くんを抱きしめた。

翌日。
智也くんはお父さんが買ってくれた服を着て学校へ行った。


その頃、美帆子ちゃんが朝起きたらいなくなっていた。
智也くんの学校の前で探していた。
両親は美帆子ちゃんを見つける。
顔も知らないのに何してるんだろ。
そう思った。

その子はきっと苦しんでいる。
私たちと同じように。
苦しんでいるその子を憎んでもその先に何もない。
だから、その子はもういない。


智也くんはあの場所に生きたい。
事件の場所へ。

その場所で智也くんは手を合わせた。
長く強く。
何かを誓うようにして。


そして、さらに1年後。
さつきさんが分娩室へと入っていく。
心配しないで。
さつきさんは最後に智也くんに言葉をかけた。

和彦さんは智也もお父さんもお母さんもあぁして生まれてきたんだ。
心配そうな智也くんに話した。


そして、弟の笑顔。
弟が自分の指を握ってくれている。
生きていることを知ったとき。
自分のしてしまったことをちゃんと理解することが出来た。
ごめんなさい。
智也くんは涙を流した。


2つの家族の笑顔。
まだまだ始まりにすぎないのだと思う。


もう少し被害者家族側を描いてほしかったかなぁ。
というのがあるかな?
加害者家族にどうしても寄った感じになっていたので。

ただ、やっぱり重かったというのはありますけど、本当に見てよかったとは思いました。
見ていてすごく苦しかったけど。
2つの家族の笑顔が見れて本当によかったです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

キャスト

☆野口さつき…稲森いずみ

☆小沢聖子…板谷由夏   ☆野口和彦…山本太郎

☆小沢美帆子…川島海荷   ☆野口智也…嘉数一星   ☆小沢清貴…佐藤詩音

☆森田彩乃…田畑智子   ☆小沢秀昭…佐野史郎   ☆富田葉子…田中美佐子

公式HP

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