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海の底/有川浩(著) 読了

海の底/有川浩(著)やべぇ。
良すぎる。
やっぱり有川さんの作品は最高だ!
随所に泣けるポイントがありましたね。

番外編が読みたくてたまらない。
「クジラの彼」ほしい(;´Д`)ノ
「空の中」読んだときはまぁ、文庫化待てばいいかな。
って思ってたんですけど、これはすぐに読みたい。
ほしい。
どうしよう(;´Д`)ノ

解説に書かれてたんですが、
図書館戦争シリーズの堂上・小牧コンビに良く似てるってのはその通りですね。
この「海の底」のコンビもいいコンビです。
んで、望ちゃん最高だ!

以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
まずは、やっぱり登場人物のキャラがええですねぇ。

夏木と冬原は当然ですが、
烏丸・明石のキャラがいいですね。
この2人がいなかったら被害は日本中にまで拡がってたやもしれんですよ。
潜水艦に取り残された子供たちもそれぞれが個性的ですしね。


玲一の軍オタにはビックリしたねぇ。
それで冬原が玲一に説明させたんだぁね。
全然わからんかった^^;
頭ええこなんかなぁ?
程度にしか思わなかった。

森生望に森生翔。
両親を失った事故によって話すことが出来なくなった翔。
途中で話せるようにはなるだろうとは予想してたけど、
この子も強い子ですね。

名前の意味。
養子縁組をしてくれなかった叔母夫婦。

森を望み、森を翔る。

なるほどなぁ。
ですね。
全然気付かなかった。
それをほんの数日一緒にいた夏木が気付き、
2人に変化を与えた。

圭介はほんとに典型的なやなヤツ。
母親によって歪められた価値観。
そして、それが一番楽な道だから歩んできてしまった。
けど、最後は辛い道を選んだ。
それは偉いって思いましたね。
かなり長い時が経ちましたが、望ちゃんにはちゃんと謝りましたしね。
茂久とかには謝ったのかなぁ?
てのが気になりますが。
まだ謝ってなくても、あの子ならきっと謝るでしょう。
いい子を見つけてほしいもんですね。
お母さんとのわだかまりも解消してほしいとこです。
こっちはさらに時間がかかるだろうけど。


自衛隊を動かさせるための壊走。
自衛隊に手は借りない。
たとえ、それが救護であっても。
あんたたちの仕事はこの後だ。
多くの犠牲の上に登場した自衛隊の力は圧倒的。
上の人たちの判断の遅れ。
どこがどうだとか、これはこうだとか。
もっと素早くやってくれてれば出なかった被害がすごく多かった。
やっぱりムカついたね。


幸せに出会って
幸せに始まる

私のことは忘れてください。

最後にはやられたよw
なるほど、あれはそういうことだったんかっ!
って感じでしたね。
記者へのビンタといい、、、
望ちゃんかっけぇw
って思ったね^^;
夏木、これで断ったらお前最低だぞw


番外編の前夜祭。
お前らやりすぎだw
1週間の上陸禁止と腕立て200回でよくすんだわw
潜水艦でサバゲーが出来るなんて。って喜んでて柴村は同罪だろw
てか、あれは連帯責任だろ^^;
けどまぁ、何だかんだで買われてる2人なんですね。
かなり問題児ですけど。
艦長も本当にいい人だったんだなぁ。ってわかった。


ドンパチもありますが、
潜水艦の中がメイン。
そんで、怪物が現れたからって対抗策として何かとんでもないものが出てきたりはしない。
実にリアルに動いていく。
内閣の動きだとか、米軍の動きだとか。

始まりでググッと掴まれ、
読み進めるほどに小説の世界へと引き込まれましたね。
本当にすごく良かった。
あっという間に読んでしまいました。

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