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図書館危機/有川浩(著) 読了

図書館危機/有川浩(著)手塚兄の嫌がらせによって発覚した堂上教官=憧れの王子様という事実。
その真実に戸惑いつつ悪夢に寝られぬ夜を過ごす郁。
そこから今回の図書館危機が始まります。

今回は楽しかった。面白かった。
というよりは感動した。
ですね。
本気で泣いちゃいましたよ。

以下、内容書きつつ感想続けます。
男性隊員にも隠れファン的なものがいる郁の綺麗な足。
かなり興味ありだぞ^^;
しかも、柴崎以上っぽい感じで。
白っていう膨張色を着ても似合うってきっと相当なんでしょう。

そんな郁の柴崎コーディネートの服装が見てみたいですねぇ。
柴崎の巻き髪も興味ありです。

でまぁ、、、犯人は郁を選んでよかったね。
と同情的なものを送っておきましょう。
柴崎選んでこっぴどくやられた方がいいとは思いますけどね。
最低なことしましたからね。

小牧教官の静かな怒り。
さぞかし怖いでしょうね。
毬江ちゃんに手を出した犯人が悪い。
小牧教官の唯一の逆鱗だと思いますからね。

堂上教官みたいに怒鳴ってくれた方が怒ってる度合いがわかりやすいんでね。
小牧教官の静かな怒りは想像しただけで怖かった。


3章のことはあとがきを読んで実際に「床屋」って言葉が軽度の放送禁止用語に入ってるみたいでビックリしました。
何がどうなって「床屋」がそう分類されたのかが全くもって理解出来ないですね。
3章の中でも言われてますが、そういう風に分類する事自体が差別だと思う。
「床屋」という言葉に誇りを持ってる人がいるのに。。。

そんな中で玄田隊長の強行策。
上手くいってよかった。

けどまぁ、立ち上がってくれた協会の方たちがいなかったらどうなってたかわからなかったですよね。
あの人たちが裁判で勝てればいいけどなぁ。
とても長い戦いになるでしょうね。


柴崎って香坂の本当のファンだったとはねぇ。
手塚カッコよかったぞ(>ω<)b
たしかに、柴崎が色紙忘れるなんて珍しすぎですもんね^^;


そんで後半は茨城県展への応援から戦いなわけですが。

ここ読んでて思ったのは。
アニメって郁に兄弟いない設定になってるの?
ってことで^^;
大兄ちゃん登場したんで気になりました。

お父さんが迎えに来たときにあぁいう話をされるより、落ち着いて大兄ちゃんに話された。
この展開の方がかなりよかったですね。

命綱の目算を誤ってたってのは、笑ってしまいましたがw
笑い事じゃないんですよね^^;
命綱の意味が全くないっていうねw

あぁ、だからアニメは命綱自体なかったのかっ!w
お父さん命綱大事だぁよぉ^^;


コインランドリーでの2人はシーン的にはアニメの方が好きですけど、
いきなり急接近しすぎな感じありましたからね。
原作の方が正しいですね。
物足りない感じはありましたが^^;


そんなこんなで茨城県展の戦い。
そして、安心した直後の出来事。
さらに起こった事件。

読んでいて辛かったなぁ。

メンツのために仲間を押しつぶす良化隊。
仲間なんじゃないのかよ。。。

良化隊=悪い事をしてると考えてる僕には自由という作品は素晴しいものだと思ってました。
けど、良化隊の人達にとっては自分達の制服。
誇りを持って入ったであろう良化隊の象徴が破られているんですから。
当然怒ると思います。
良化隊としてどんな気持ちをもっているのかは理解したくはないですが。

だからって同じ志を持った仲間を傷つけるような戦い方。。。


そして、県展開始時間になり図書隊は作品を守り抜いた。
わけですが。。。

無抵抗者の会が現れていちゃもんつけて。
そこに県知事現れてお父さんもいて。
何とかその場は治まるかと思ったらですよね。

アホなことしでかした奴らが2人。

玄田隊長が自らの体で作品を守り抜く。

重症。

マジで泣きましたよ。

2人を取り押さえた後に郁がお父さんに頼み県知事がすぐにお父さんに動くように言ってくれたから、一命を取りとめたんでしょうね。
ほんとよかった。


で、その後の県展にむけてのてんやわんやの中で館長がやってくれましたよ。
何考えてんだ!あのおばさんは!
図書館の人間になりたくてなったわけじゃないのかもしれない。
それでも図書館の館長たる人間が大事な資料を燃やすとは!
しかも、止めに入った準司令を殺人未遂。
あんた最低にもほどがあるぞ!


ただ、そんな館長も被害者と言えば被害者なのかもとか少し思ったり。。。
無抵抗者の会は良化委員会の賛同団体だった。
つけ込まれた方が悪いと思いますし。
けどまぁ、やったことを考えれば到底被害者だとは思えないですけどね。


人の前では泣かないと決めていた柴崎を泣かせた手塚。
手塚は何をしてんだか^^;
柴崎だって辛いに決まってるし、言ってどうなるか。ってのをわかってあげなよ。
それに怒りながら問いただすのは間違ってるぞ。やり方が。
この2人はどうなるんだろうなぁ?

その後の柴崎が珍しくボーっとしてたってのもよほどだったんだろうなぁ。


そして、玄田隊長は三監から一監への二階級昇進。
まだ自由には動かない体での敬礼にまた涙。

稲嶺司令の勇退。
そこでまた涙。

最後は稲嶺司令目線だったってのもよかった。


長々と書いてしまいましたが、ほんとに感動しました。
よかった。
よかったよぉ(´;ω;`)

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