edit

夏の名残りの薔薇/恩田陸(著) 読了

夏の名残りの薔薇/恩田陸(著)僕は読んだ事のない進み方で楽しかったですね。
僕の読んだことのある本の数なんて20冊程度ですけどねw

難しそうと思っていたのですが読み進めれば、そうでもなかったです^^;
「去年マリエンバートで」の引用部分は作品が読み終わってやっと理解出来たので、
その点ではやっぱり難しかったのかな。とも思いますけど。
まぁ、最後は理解出来ましたし解説とかインタビューで引用されてる理由っていうのが書いてあったので、なるほどなぁ。と思ったりもしました。


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
主題と第一変奏から第六変奏という作りで、
第一変奏から第六変奏ではそれぞれ語り手が変わっていく。
(主題は時光でいいのかな?)

第一変奏では時光が語り手となって話を進めていき、亡くなったのは姉の桜子。
第二変奏では早紀が語り手となり、丹伽子が亡くなる。

第二変奏が終わる頃に流れを理解して次はこの人が語り手だろうなぁ。
って予想がつくようになりましたね。
語り手がこの人なら亡くなるのはあの人かな?ともだいたい予想が出来るようになりましたね。
亡くなる人に関してはやや外れがちでしたがw

第三変奏は隆介が語り手となって、伊茅子が亡くなる。
第四変奏は天知が語り手で、未州子が亡くなる。
第五変奏は桜子が語り手になって、瑞穂が亡くなる。

第六変奏は瑞穂が語り手かなぁ?
と予想したんですが外れちゃいました^^;
とんだダークホースの辰吉が語り手でしたw
そもそも辰吉が再び出てくることすら考えてなかったんですよねぇ。
そんな第六変奏では誰も亡くならずに桜子と辰吉は遠くへ旅立っていく。
ちなみに第六変奏では1年前の身元不明の変死事件が話題としてあがっている。

第六変奏は第五変奏から1年後となっていますが、
それまでは前の変奏の少し前から話が始まって、起こったはずの殺人?は起こっていない。
それぞれ別の人が亡くなることになってる。

全てが真実で全てが幻だったんだろうなぁ。
って思いますね。

第六変奏で身元不明の女性は瑞穂の双子の姉妹であるとなってますが、
何となく僕は誰でもないんじゃないかなぁ。と思ってます。
各変奏で亡くなった人物なんじゃないのかなぁ?とか。
そんな風に感じました。

まぁ、その第六変奏も幻という風に感じましたけどね。

桜子が語り手の第五変奏が興味深かったですね。
桜子は誰にも理解?されてないわけなんでね。
その人が語り手になって自分の心情が入りつつ進むので楽しかったです。

後は隆介が時光と桜子の関係を知っていて、それを望んでいたということですねぇ。
あなたはM?w
っていうのは冗談で^^;
変わった人間だなぁ。と思いましたね。
まぁ、それだけこの姉弟が魅力的だったんだろうなぁ。


恩田陸さんのインタビューも面白かったです(>ω<)b
まぁ、恩田陸さんがミステリ好きだからといって僕は恩田陸さんの好きな作品を読もうとは思いませんけどね^^;
というよりも、ミステリなどの枠組みをいまいち理解していないので。
(クローズド・サークルなんかはさすがに知ってましたけどね^^;)
それに、そもそもミステリをミステリだと思って読んでなかったりもしますしw
それはそれでどうかと思ってますが^^;
まぁいっか。てな感じです。


最近はちょっと自分の年齢から離れた年齢のものばかり読んでるので、自分より年下が主人公の小説が非常に読みたいです^^;
というよりは、少しここらで恩田陸さん以外の作家さんの作品を読みたいかな?

トラックバック

TB*URL

夏の名残りの薔薇 恩田陸

山奥のクラシックなホテルで、毎秋開かれる豪華なパーティ。 その年、不吉な前兆とともに、次々と変死事件が起こった。果たして犯人は…。 ...

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

先日は、ありがとうございました。
こちらにもトラックバックさせていただきました。

トラックバックお待ちしていますね。

藍色さんへ

トラバ・コメントありがとうございます。
トラバのお返事させていただきました。

template by Lazy Diary

copyright © ぐ~たらにっき all rights reserved.