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仮面ライダーBLACK SUN

2022年10月からAmazon Prime Videoにて全10話で配信されている西島秀俊、中村倫也主演の作品
「仮面ライダー生誕50周年記念プロジェクト」の1つとして、1987年に放送された「仮面ライダーBLACK」をリブートした作品。
同じくAmazon Prime Videoで配信されている「仮面ライダーアマゾンズ」のようにグロい表現もある作品に。

「仮面ライダーBLACK」は再放送とかで見ていたような気もしますが、「仮面ライダーBLACK RX」ほどは印象に残っていない感じかな。
なので、元の作品がどんな感じかとか気にせずに見ました。

オープニングの音楽を聞いていると西島秀俊さんが主演だからなのか「MOZU」が浮かんでくるんですよね。
なんとなく音楽の雰囲気が近い気がする。

見る前はレビューの評価がかなり低かったので驚きましたが、普通に楽しめたので良かったです。
評価が分かれるのもわかるものではありましたが。
テレビシリーズとは完全に別物の作品ですし、「仮面ライダーアマゾンズ」よりもさらに癖が強い感じかな。
風刺がかなり含まれているから、苦手な人は苦手だろうと思う。
後は10話でするような内容ではなかったとも感じたかな。
過去と現在を描いていたこともあるから、複雑すぎるように思った。

バイクシーンはあったけど、少なかったし変身してのシーンがなかったのが残念だった。
もちろんバイクアクションもありませんでしたしね。
2人の仮面ライダーの戦闘などのアクションは今の作品のような派手さはないですけど、それがまた良かったかな。

2人の仮面ライダーは原典とは違う良さがあって格好良かった。
怪人の姿も好きでしたね。
2人向き合っての変身はポーズも相まって興奮しました。
それぞれ自分の脚を引きちぎって剣にするというのが恐ろしいなぁ。
2本しかないのに使い捨てだというのが、なおのこと。

光太郎と信彦を年齢が全く違う2人が演じるのはどうしてなのかと気になっていましたが、食べていたものに理由があったんですね。

BLACKのような胸のマークが最後に生まれるわけですけど、あれはなんで変身した姿に残ったんだろう。
元は葵が血で描いたものなわけですが。
それを描いた理由も気になるところですけどね。
ゆかりが掲げていた無限のマークではなく、それを半分にしたようなマーク。
原典のゴルゴムのマークに近いものになりますが。
どういう想いだったんだろう。
光太郎の想いを自分も半分背負いたい、ということがあったのだろうか。

道之助がルー大柴さんが演じつつも声は別の方があてているというのが面白かった。
現在の真一とは印象が全く違ってくるので良かったです。

ゆかりはスパイだったという話でしたけど、実際のところとして彼女はどう考えていたんだろう。
嘘をついているようには思えなかった。

サタンサーベルはてっきり信彦が奪うものだと思っていたのですが、最後までビルゲニアが武器として使っていたので少し残念だったかなぁ。
しかも、信彦が使わないだけでなく、戦闘の中で折れるというか、折るとは。
それを使って葵が終わらせることになっていましたけどね。

葵のベルトを使った変身はどういった意味があったんだろう。
光太郎の意志を継ごうとしているのはわかるけど、姿は全く変わっていなかったわけで。
ベルトを使った変身をするのなら、光太郎たちのように姿を変えるべきだったのではと思った。

創世王になる条件が揃ってしまったことで光太郎は創世王になってしまったわけですが、それを葵が終わらせた。
精神が強ければ、という話でしたが光太郎でも大きく変わらない状態というのは残念だったかな。
自分の意志で動けていたら縛られているわけがないので、話が全く違ってくることにはなりますが。
でも、上手く立ち回っているビシュムを見ていると、光太郎のあっけない最期は何かがまだあるとしか思えないところでしたね。
簡単にたどり着けてしまえる警備だったりね。
実は信彦の遺体を使って創世王をもう1人作っていたと言われても不思議には思わない。

その創世王に関しては始まりは何だったのかと思っていたら、単なる偶然から生まれたものだったのか。
そこから条件を考えて作られたのが光太郎と信彦の2人。
光太郎は自分たちなら争わないという父親たちの想いを察していたけど、信彦はそれを光太郎から聞くまで気づけなかったようですね。

今のテレビシリーズとは違った楽しさがあって良かった。

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