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翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~

テレビシリーズの続編となるOVA作品。
前後編に分かれていますが感想はまとめて。

クーゲル船団も取り込んだガルガンティアのその後。
エイミーはクーゲル船団出身であるというリーマという少女にメッセンジャーの仕事を教えていた。
一方でレドは綺麗に残っていた古い船を海底で見つける。

そんな中でレドから語られるチェインバーのこと。
エイミーとチェインバーの間であったやり取り。
そして、大嵐のときのレドとチェインバーの活躍など、
テレビシリーズの頃の話として前編では語られたりも。
サーヤの故郷の船を切り離さなければならない状況になっていたりしたんですね。

船の引き上げ。
トラブルが起こりレドが海底に取り残されてしまう。
それを大勢の人が協力することで救い出す。
レドはレドで自分に出来る最大限のことをして生き延びていた。
仲間を信じて助けを待ち続けていた。

そして、リーマはチェインバー、ストライカーとは違う
マシンキャリバーに似たロボット、マズルと対話をしていた。
それは引き上げた船から復元できたデータに残っていたマシンキャリバーの前身となる兵器の
設計図のものだったようですね。

最初はクーゲルを狙っていたのな。
けれど、死んでいたためレドに狙いを変えた。
ただ、レドはその話を受けることは出来なかった。
それがエイミーにあると考えて彼女にも話をした。
陸であればベベルの治療も出来るはずだと伝えて。
気持ちは揺れるが、それはリーマも同じだった。
彼女には言っていなかったことも多くあった。

竜宮城であった陸の国の動きが、というのはリーマたちのことだったのな。
戦争が激化する中で勝ちを手にするためにマズルを利用しようと考えていた。
リーマがパイロットとして選ばれた1機だけではなく複数所持している感じなのかな。
思うように動かすには至っていない感じではあったけど。

ラケージは興味がないと言っていたピニオンですが
情報収集で普段とは違う格好をしていた彼女に気付かずナンパ。
見た目で全て解決するのな。
別れのときに気づくことになったわけですがピニオンはどうするのかな。

チェインバーの通信デバイスのおかげでマズルの解析が行われ動かせるように。
そのおかげでガルガンティアの被害も少なくすみ、エイミーの救出も叶った。
ただ、巻き込んでしまったことを悔いたリーマは一人で戦おうとするが、
マズルは大破して海へと沈んでいく。

マズルは最期にリーマの言葉に応えた。
リーマが言葉が通じないとしても語りかけ続けてきた結果だった。
そして、マズルは友を守るために彼女を救った。

レドたちを巻き込んでしまった後悔からリーマはガルガンティアには戻れない、と。
そんな彼女をガルガンティアから離れることを決めたラケージが引き受けた。
再会する日はきっと来るでしょうね。
その時に笑顔になれれば、それでいいと思う。
最初の目的がどうあれ彼女は自分がしようとしたことを後悔しているわけだから、
その想いが全てですよね。

ただ、これからが怖いところではありますね。
陸の国の戦争にガルガンティアが巻き込まれてしまうことになるのか。
マズルという兵器の存在がこれからの地球で大きな意味を持つことになりますしね。
平和であってほしいものですが。

非常に見応えのある続編でした。

レド:石川界人
エイミー:金元寿子
サーヤ:茅野愛衣
メルティ:阿澄佳奈
ベローズ:伊藤静
リジット:大原さやか
ピニオン:小西克幸
ベベル:寺崎裕香
フェアロック:手塚秀彰
ジョー:早志勇紀
マイタ:徳井青空
フランジ:津田英三
クラウン:星野充昭
ウォーム:保村真
オルダム:梅津秀行
オルダムの助手:日高里菜
ラケージ:恒松あゆみ
パラエム:種田梨沙
パリヌリ:山崎はるか
クーゲル:小野友樹
チェインバー:杉田智和
ストライカー:藤村歩

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