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おカネの切れ目が恋のはじまり 総括

2020年9月からTBSにて全4話で放送された松岡茉優主演の作品。
当初はリアルタイムで見て感想も書くつもりでいましたが、
事情が変わったことでリアルタイムで見ることも各話の感想を書くこともしないことにしました。

三浦春馬さんで見たいという気持ちはもちろんありましたし、
実際に見ても三浦春馬さんだからこそ出せた役柄だとも思いました。
でも、作品全体として見てしまうとやっぱり残念に思う気持ちの方が強く残ってしまった感じです。
作品が自分好みな内容で悪くなかっただけに余計に。

全8話を全4話に短縮したことはそれほどの問題はなかったと思います。
話として成り立つようにするにはかなり苦労されたのだろうと思います。
描かれるはずだった部分があらゆるところに見えていたのでもったいないとは思いました。

ただ、最終回の作りだけが三浦春馬さんに贈るものとしての意味合いが強くなっているように
感じてしまったため残念に思いました。
言葉の一つ一つがそちらに引っ張られすぎていたように感じてしまいました。
慶太本人はいなくとも、その存在を猿彦を通してしっかりと感じられる流れになっていたのは
良かったですけど。

作品として楽しめていたからこそ複雑な気持ちになってしまいました。

玲子は小さな幸せを噛みしめるように大切にするんだなぁ、と思っていたら、
早乙女への大量の貢物をしていたことには驚きましたね。
自分のほころびが一番ひどいじゃないか、と^^;

そんな玲子が今のような生活になったのは父親の逮捕。
テニスの才能を伸ばすための投資。
それだけならわかるけれども、望むものをなんでもかんでも、となったら、
それは別問題だわな。
頑張っているから喜ぶことを、となったのでしょうけどね。
そこで自分を止められなかったのが父親の弱さだったんだろうなぁ。

しかし、お母さんがお父さんからのお金をこっそり使っていたのは笑ったw

牛島が怖かったなぁ。
その後、一体どうなったのかと。

早乙女の子供も怖かったかな。
早乙女がもちろん悪いわけですけど、あの年齢から父親をいいように使っていただけなの?
と思えてしまう別れ方だった。
母親から何か言われていたのかもしれないけど、それだけとは思えないように感じた。
再婚相手の方に最初から懐いていて、早乙女の前では楽しんでいる風に
見せていただけだったんじゃないか、と。

板垣とまりあのその後も気になったなぁ。

本当に色々と思うことのあった作品だったかな。

九鬼玲子:松岡茉優
猿渡慶太:三浦春馬
早乙女健:三浦翔平
板垣純:北村匠海
聖徳まりあ:星蘭ひとみ
牛島瑠璃:大友花恋
猪ノ口保:稲田直樹
鮎川美月:中村里帆
鮫島ひかり:八木優希
鶴屋春人:河井ゆずる
猿渡菜々子:キムラ緑子
桃田保男:石丸幹二
鴨志田芽衣子:ファーストサマーウイカ
白兎吉明:池田成志
九鬼サチ:南果歩
猿渡富彦:草刈正雄

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