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おとなりの晴明さん 第七集 ~陰陽師は水の神と歌う~/仲町六絵(著) 読了

おとなりの晴明さん 第七集 ~陰陽師は水の神と歌う~/仲町六絵(著)晴明に与えられた試練がどういうものなのかと気になっていたわけですが、
読み始めてみれば桃花一色でした。
いつにも増して色々な姿を見せていた感じでしたね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
京都の南を守る朱雀が弱っているため地下水脈の乱れを修復することに。
晴明は水の神様であるタカオカミノ神から試練を与えられる。
分身体である雫龍を体に宿し育てること。

神様の分身体はさすがの晴明にも慣れないものがあったらしく、
最初に調子を崩していた姿は意外な感じがしましたね。
お酒でその尺度を測ることになるのは晴明らしいですが。
最初こそ慣れなかったものの、わかってしまえばお手の物で後は何も問題がなさそうでしたね。
桃花としては色々と心配していたわけですが。

桃花は川床に晴明を連れて行って休ませることばかりを考えてしまっていて、
弟子として焔糸杉紋の呪符を使えばよかったのに、と後悔したりも。
呪符の力で癒やされることは癒やされるでしょうけど、
自然を君の教師とせよ、の言葉を思うに自然と触れ合うことを優先させた
桃花の選択は間違いじゃなかったように思いますね。

時子との時間もまた描かれていたわけですが、
どうにもこうにも二人での時間はゆっくりとはいかないことが多いようですね。
双葉が怪我をしたと聞けば放っておけないのは当然な話なので、
またリベンジでどこかに行ってほしいですねぇ。
そこで桃花の気持ちを話せる機会もあればいいですが。
時子相手であれば話してもいいと思うので。

というわけで、今回の話の中で桃花は自分の中にあった感情に気付くことに。
以前、晴明が歌っていた歌に自分の力が乗っていたことで。
半分の嘘に晴明は気付いたのだろうか?
全く変わりないような感じなので本当にわからない。
篁とかの方が気付きそうな気はしますけど、気付いたことにわかるだろう、
ということであって、気づかせないようにしているのなら、わかることはないんだろうなぁ。

最初こそ感情が揺り動いていたわけですけど、
気持ちの切り替えが驚くほど早かった。
実ることのない恋だけれども、その想いを捨てることはせず秘め続ける。
自然と薄れていくだろうと考えて。
実際はどうなるのか、というところですけど。
近くにいれば、それだけ惹かれていっているような状態ですからね。

渡唐天神さんがなんだか可愛らしかった。
力が削がれてしまっていたからというところもありますけど、
それに関しては桃花が助けになってましたね。
水と課題の絵で。

ショコラトリーのイタチ筆。
供養されるだけマシだというのはわかるし、
魂は晴明が別の場所にというのもわかるけれども、
もったいなさすぎるよなぁ。
それだけの筆なのに。

夏のさきがけ祭も上手くいき、タカオカミノ神からも正式に認められたみたいですね。

次はどうなるんだろうなぁ。
楽しみです。



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