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虐殺器官

2017年公開作品。
伊藤計劃原作、「Project Itoh」の第3弾となる作品。
何かのアニメを見ている時に番宣がよく流れていて興味があった作品だったのですが、
それから思い描いていた話とは全く違った、という感じでした。

言葉によってもたらされる虐殺。
それを引き起こしていた人物の思惑は思いもしていなかったものでした。
英語圏以外の言語の中で内戦を繰り返させることで、
大切な人が住んでいた場所を守ろうとしていた。
これから起こり得る可能性を内戦で潰すことで。

それを繰り返す中でルツィアに再会することを選んだのは、
彼は止めてほしい、という気持ちがあったからなんじゃないかと思った。

調べてみたら、「ハーモニー」の世界があんな風になったきっかけの事件へと繋がる話、
という位置づけにあるみたい?
ハッキリとは描かれていないみたいだけど。

最後にクラヴィスがしていたのはその準備だったってことなんですね。
何をしてるんだろう?
とは思っていましたが、そういうことだったのか、と。

真実を語りながら、多くの人を誘導してもいたんですね。
ルツィアが無事であればそんなことにはならなかったのだろうか。

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