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絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ #11 最終回

『ついに今夜、シリーズ完結!!罪なき世界を信じて』
篠田は小田切経由でミハンを盗聴していたのな。
その責任を感じて小田切は辞めることを選んだが、
山内は責任を感じているのなら、最後までやり遂げろ、と。

加賀美が篠田のもとに辿り着いた時、そこにはすでにいなかった。
そして、計画はさらに動く。
ミハンにわざと自分の動きを察知させ、彼が狙ったのは元総理。
手術する病院に爆弾は仕掛けられていた。
爆弾を止めるには篠田を止めるしかない。

途中で邪魔が入り、山内は井沢だけを先に行かせた。
井沢を信じて。
そして、小田切が駆けつけることに。

宇佐美は篠田と同じ施設で育っていたんですね。
いじめていた相手だった。
けれど、彼も篠田に救われた。

井沢の家族を殺したことへの後悔。
そして、それが彼の計画を加速させた。
罪のない人を殺してしまったのなら、止められない、と。

香坂との考えの違い。
誰も傷つかないテロでは国は動かない。
それをわかってほしかったようですが、香坂は聞き入れることが出来るわけもなかった。
人を殺すことをなんとも思っていないわけがない。
香坂を殺したことへも悔いは残る。
それは成し遂げるために必要なものだから。

井沢と相対している彼の考えはどう考えても香坂と同じだったんですよね。
誰も傷つかないテロをしようとしていたわけだから。
未然に防ぐことが出来た実績を残すためではあるけど、
ただ彼は計画した自分が傷つくことだけは忘れなかった。
それは必要なことだったのでしょうね。
そこの違いだったのでしょうけど、だからこそ、香坂を殺してほしくなかった。
もっと言えば、もちろん井沢の家族も。

井沢は彼のしてきたことを許すことを選んだ。
ミハンを続けていくためには必要なことだと考えたから。
本当に犯罪をなくそうと思う時、許すことが必要になってくるはずだと考えて。

そして、井沢はようやく家族の死を受け入れることが出来た。
ミハンはこれからも犯罪を未然に防ぐために動き続けるようですが、
テストケースでも防げていないことが多かった中でうまくいくのか、
という心配はありますね。
どういう形になるのやらね。

前シリーズから続いたミハンシステムをめぐる問題はこれで完結ということですが、
「絶対零度」としてはまたシリーズは続いていくのでしょうかね?

月9はこの形が続きますね。
今回も最終回の後に特別編があるようで。
井沢が狙われることになるようですが、総集編が多い形になるのかな。

井沢範人:沢村一樹
山内徹:横山裕
小田切唯:本田翼
吉岡拓海:森永悠希
篠田浩輝:高杉真宙
北見俊哉:上杉柊平
早川誠二:マギー
門田駿:粗品
香坂朱里:水野美紀
加賀美聡介:柄本明

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