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破滅の刑死者 2 内閣情報調査室CIRO-S第四班/吹井賢(著) 読了

破滅の刑死者 2 内閣情報調査室CIRO-S第四班/吹井賢(著)本当のCIRO-Sに仮採用となったトウヤと珠子。
そんな二人は力量を確かめる意味も含まれた
連続不審死事件の捜査を行うことに。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、CIRO-Sという組織はデマカセというわけではなく、
実在した組織ではあったようですね。
前回の事件の処理をしたのがその組織の長。
未練に引き抜かれる形となった。
彼に興味があったのはトウヤだったわけですが、トウヤの方は珠子が協力するならと。
というわけで、二人は仮採用に。

珠子と未練の実戦訓練でのやり取り。
佐井との関係が気になりましたね。
嘘であると話していましたが、本当に元同僚だったんじゃないのかね?
でないと、CIRO-Sなんて名前が出てこないだろうし。
表裏関係なく広い人脈を持っているみたいですけど、
それ以外の場面でも知ってる風でしたしねぇ。

連続不審死の正体はもちろん能力を使ったものだったわけですが、
それに至った理由が予想外でしたね。
それは警察が関連性を見つけられないわけだよ。
ないんだもの。
勘違いが繋がって出来た事件とかどうやって調べろというのかと。
それでも最終的にはトウヤはたどり着くというね。
同属故に。
自分が犯人だって言っていたことは嘘じゃなかった、
ってことなわけですね。

真犯人の方にはまんまと逃げられてしまったものの、
一応は未練に認められることに。
ただ、トウヤたちが未練を信用しているかというとそうではないわけでね。
今回の事件も全てわかっていたんじゃないかと考えているらしい。
自分のコネクションで誰にも文句を言われない形で解決したみたいですね。
大学側には二人を送り込むことで。
けれど、事件は解決しても問題は大きく評判を落とすことになり、
その大学をどうにかしたかった方にもしっかりと借りを作ることに。
そんなことをしてる相手を信用しろっていうのも無理な話でしょうね。

寝たきりのまゆみは病院でのやりとりばかりになるのかと思っていたら、
普通に出てくるのなw
びっくりしました^^;
そもそも病気ではなく、能力の代償だったらしい。
けど、どっちみち一番前線に出しちゃいけないのに、出てくるのな^^;

そして、能力覚醒は鳥辺野も予想していなかったところで起こったでしょうね。
本人もあまり自覚なしだしねぇ。
というわけで、珠子も能力を手にすることに。
自分の体重を触れた相手に上乗せするらしい。
代償はあの食欲だろうか?

トウヤを知る接触してきた占い師の正体はブラックの義理の娘だったのな。
ただ、彼女はブラックが死んだことに対しては当然の結果だと考えているらしい。
まぁ、別のところから憎しみをぶつけられていましたが。
そんな彼女はトウヤも同類と考え、また、このままだと珠子を殺すことになるだろう、と。
彼女の言うとおりとなるのでしょうかね。

前回は終盤で少し残念に思った部分もあったんですけど、
今回は最後まで楽しめました。
次も楽しみにしたいですねぇ。



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