edit

漆黒の狼と白亜の姫騎士 英雄讃歌 1/森山光太郎(著) 読了

漆黒の狼と白亜の姫騎士 英雄讃歌 1/森山光太郎(著)早く読めばよかった。
楽しかったです。

読んでいる最中に度々思い出したのは「剣と炎のディアスフェルド」ですね。
4巻はいつ出るのだろうか?
とは言うものの、そちらのように特異な力のようなものは
出てきていないわけですけどね。

長い話になるようですけど、心配なのは最後まで書かせてもらえるのか、
ということですね。
売れているといいのだけれども。
ちゃんと最後まで読みたいですからね。

関連記事
漆黒の狼と白亜の姫騎士 英雄讃歌 1/森山光太郎(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
エゼアルの出自に関しては、でしょうね、という内容でしたね。
それを知るのは父親である皇王と
引き取り育てたスーラとその息子で副官として共に戦場を駆けるロック。
スーラからあらゆることを教えられて才能を育てられたのはわかるけれども、
元々あったものがなければそうはならないもので、父親の方は戦の才はからっきしだった。
ということは、話に出てきていない母親がどういう人物だったのかが気になるかな。

そんなエゼアルが出会うことになるのがルーナ。
アウルムの英雄であるエアハルトから教えを受ける少女。
世界を統一して争いのない世界を目指しているわけですが、
彼女の出自の方はわからないまま。
こちらはどういう秘密があるのでしょうね。

エアハルトはエゼアルに興味を惹かれているわけですけど、
ルーナには話していない思惑というのはどういうものなんだろう。
指揮を取れない中でルーナの仲間にという話も、
話していない思惑の方も上手くいくのだろうか?

タキリとムラクモが早々にいなくなったのはマジか、という感じでしたね。
ムラクモはスーラとのやり取りでいい補佐役だなぁ、と思っていたので残念だったし、
タキリはどういう人か知りたかったねぇ。

今回でフェガリは大打撃を受けているわけですけども、
今後はどう世界は動いていくのでしょうかね。
アウルム側にももちろん被害は出てくるでしょうし。
それが英雄と呼ばれる人でないとも言い切れないだろうし。

フェガリとアウルム両方を混乱させている眼帯の男。
最初の戦い方と運命という言葉から考えるとロゼだろうと思うんですけど、
どうなんだろう。
敵国に自身が紛れ込んでかき回していますし、
運命というのが自分が描く話の通りに、ということだとも考えられるし。

ただ、スーラを意識不明ではあるものの殺してはいないのは何でなんだろう。
そこが今後どのように繋がっていくことになるのか。
どう繋げていくつもりでいるのか気になりますね。

亡国の姫君であるサクヤ。
兄二人と同じようにエゼアルも若干惑わされている感じですけど、大丈夫かね?
そもそもとしてフェガリに引き込んだのが眼帯の男というのがね。
サクヤが引き起こすのが皇王の息子たちの争いだけで終わるのかどうか。
というか、アウルムの脅威が目の前に迫っているので、それどころでもないでしょうが。

緊迫する戦場の場面、和やかな場面、策謀を巡らす場面であったりと
バランスがよくて読んでいて飽きなかった。
笑える場面もあったりするので本当に楽しめました。
続きが楽しみでしょうがないですね。



トラックバック

TB*URL

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

template by Lazy Diary

copyright © ぐ~たらにっき all rights reserved.