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破滅の刑死者 内閣情報調査室「特務捜査」部門CIRO-S/吹井賢(著) 読了

破滅の刑死者 内閣情報調査室「特務捜査」部門CIRO-S/吹井賢(著)思っていた感じと方向性が違っていたこともあって読みやすかったです。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
もっと重い感じの内容なのかと思っていたんですけどね。
トウヤのキャラも大きいですけど、異能というのが大きな要素の一つだったりもしたので、
内容が重くなりすぎていなかったのかな。

敵対する相手であるブラックが大物感を出している小物にしか感じられなかったかなぁ。
だから、終盤の部分が少しガッカリしたかな、と。
そこよりは一ノ井との勝負であったり、トウヤの過去の話の部分であったりのほうが
読んでいて楽しめたかな。
義眼になるきっかけになったやらかした賭けというのは
どういうものだったのか知りたいですね。

トウヤが言っていたようにもう一つ敵対する相手が、云々は考えていたわけですが、
そこかい、という感じでした。
微塵も疑ってなかったです^^;
てっきり、別口が出てくるものだとばかり思ってましたね。

というわけで、CIRO-Sなんて部門は内閣情報調査室に存在していなかったというね。
珠子も騙されていた。
取り返しのつかない状況になる前でよかった、と考えるべきなんでしょうね。
騙されてはいても。
ただ、トウヤの方は最初から察していたらしい。

そんな二人は今後どういう扱いを受けることになるのやら。
トウヤの方は能力を持つため、監視下に置かれるのでしょうけど、
珠子の方はどうなんだろう。

トウヤの能力は嘘にまつわること。
代償として嘘を言えなくなる。
彼がそんな能力を手にした人生というのはどういうものだったのでしょうかね。
佐井はまゆみから聞いたみたいですが。
珠子が彼の過去を知る日は来るのだろうかね。
能力云々だけじゃなく、生き方そのものにも関係する大きな出来事があったようですけども。

CIRO-Sなんてなかったわけだけど、続きはあるのだろうか?

KADOKAWAアプリ掲載 特別書き下ろし
「あるいは、世界を変えるかもしれない男」
元マジシャンのゲームバーのマスターとのギャンブル。
相手がそういう経歴の人だと知っていての勝負。
騙し合いはトウヤの勝ちだったみたいですね。
短い話でしたけど、トウヤの魅力がわかりやすい話になってましたね。



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