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法廷の王様 弁護士・霧島連次郎/間宮夏生(著) 読了

法廷の王様 弁護士・霧島連次郎/間宮夏生(著)「推定未来」より好みだったようには思いますが、
今作も惜しいというか、
物足りないというか、
そういう部分はなくはなかったです。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
弁護士云々というよりは、キャラクターでゴリ押ししていた感じが否めなかったけども、
嫌いではなかったし、楽しめました。
霧島と雨宮の掛け合いが好みでしたしね。
ただまぁ、雨宮のリアクションが年齢に全く見合っていないというね。
高校生に紛れていた方が完全にしっくり来てましたね。

デートの誘い方に関してはなんやかんやで霧島の俺様な部分が
少し移っていた感じがしなくもないですね。
雨宮には天然な部分が多分にあるとは想いますが。

そんな二人を手伝うことになる霧島の同期二人。
この二人もいいキャラクターでしたね。
雨宮が言ったお母さんみたい、というのは間違いではないわな^^;
なんやかんやと言いつつ甲斐甲斐しく世話をしてるもんなぁ。

真犯人に関しては出てきた段階でこいつだろうな、というのが非常にわかりやすかったですね。
動機も想像できましたしねぇ。
こんな男のせいで命を奪われることになる、というのはなんともね。
しかも、大切に思ってきたお兄さんが犯人に仕立て上げられるし。
馬鹿なことをしたと後悔しかないだろうなぁ。

最初にも書きましたけど、弁護士として調べたり、という部分に関しては、
当たり前なことという印象が強かったかなぁ、と。
俺様な部分はあるものの、していることは至って真面目ですからね。
裁判での大立ち回りも事前に十分な準備をしてから行われたことですしね。

けどまぁ、そうしてようやく前に進めることが出来たわけで。
今後、霧島はより活躍していくことになるのでしょうね。
プレイベートの方ではどうなっていくのか、その片鱗はなくはないわけですが、
それを霧島がどう受け止めるのやらね。



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