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モンスター娘のお医者さん 5/折口良乃(著) 読了

モンスター娘のお医者さん 5/折口良乃(著)今回も楽しかった。
アラーニャが可愛かった。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
眠り病が広がりつつあるリンド・ヴルムにグレンの妹のスィウがやってきた。
家出、ということで兄のソーエンから手紙をもらっていたわけですが、
実際はそうじゃなかったんですね。
スィウが若干暴走気味に飛び出したので、それを上手く利用したようなものだったのな。
で、密命ということだったのに、詳しいところはほぼほぼ聞いてなかったみたいだしねぇ。
それでも目的はしっかりと達成していましたが。

二人の兄とは違い体力バカなところがあるわけですが、
一つのことに集中すると他が見えなくなるところはグレンとはそっくりですね。

そんなスィウがリンド・ヴルムに来たきっかけは鬼変病という東の人間にままある病気が原因だった。
鬼のような角が生え、原因不明で治療法は見つかっていない病気。
ただ、スィウのことがあって調べたグレンが辿り着いたのは、
病気ではなく隔世遺伝みたいなものだったようですね。
東の国の人の中には鬼の血がどこかで混ざっている一族が結構な割り合いでいるみたいですね。
なのに、人族至上主義というのもおかしな話ですね。

というわけで、グレンは角が生えるような変化がなかっただけで、
彼にも鬼の血がわずかに流れている、ということらしい。
しかしまぁ、それで職を奪われたり故郷を去らねばならなくなったりもしたのに、
スィウは元気いっぱいでしたね。
想うところはないわけではなかったわけですけど、
サーフェがいたのが彼女には大きいところだったようですね。
他にもリンド・ヴルムに来て日が浅いのに、周りにはいい人ばかりだったようですしね。

最初の話はそんなスィウを探しに花街に。
スカディが東との交易拡大のために向かったため、代表代理となっているアルルーナと話をすることに。
彼女が花街を管理してるわけですが、
グレンの貞操が危うかったですね。
ただ、連れて行ったサーフェとアラーニャはタイミングを見ていたようで、
問題はなかったみたいかな。
もうちょっと早く出ていってもよかったんじゃ?^^;
とは思うけど、サーフェとしては自分が踏みとどまる理由になったのは嬉しかったでしょうけどね。
ていうか、その後の展開はなんなんだよ、という感じでしたがw

次の話はスィウの鬼変病。
なんで東の国は鬼が元々はいたというところだったのに、
その鬼がいなくなり人族至上主義なんてことになったんでしょうね。
グレンは鬼がいなくなった理由を色々と考えてましたけど、
結局、どうなったんだろう。
どこかでひっそりと生き続けているのでしょうかね。
それとも、最初の鬼以外は人との間に生まれた子が鬼変病で鬼となった人たちだったとか、
そういうことだったりするのでしょうかね。
東の国での話も今後広がってくるんだろうかねぇ。

アラーニャとの話が好きでしたねぇ。
最初の悪女っぷりはどこへやらな可愛らしさがありましたね。
サーフェが眠り病の薬を作ろうとして彼女も眠ってしまい、
家のことがサボりがちになり、グレンのために家のことをしたのがアラーニャ。
ただ、彼女は彼女で縫製所もかなりきつい状態だった。
グレンは化粧で隠していた彼女の体調不良に気づけなかった。
それをメメに気付かされることに。

そんなメメとスィウの関係も面白かったですね。
メメとしては極力関わりたくないのでしょうけども、
スィウの元気さに若干引っ張られてる感じもあったので、
悪くはないんじゃないだろうかとは思いましたけどね。

最後は眠り病の真相に。
東の国の元老が黒幕だったようで、そちらについてはスカディとソーエンが手を組んで
対応はしていたんですね。
実際の被害の方に関してはグレンたちが解決することになったわけですけど、
ここまで被害が大きくなるとは思ってはいなかったのかね。
スカディは東の国の甘味にご満悦でしたねw

しかし、手乗りヒツジなんていうことだったのに、本体のイラストの気味の悪さよ^^;
本体はそんなだったのかと、驚きましたね。
スィウが最後を決めはしたけど、モーリーたち墓場街の人たちが大活躍していましたね。
植物が原因だったのな。
で、その後の処理については綿毛部分を糸として利用することになったみたいですね。
本当に全てを受け入れる街ですね。

ティサリアがその後どうなったのかが気になる^^;
ケイとローナもそれはやめたげてよ、という感じでね。
寝言を逐一記録してるとか、恥ずかしすぎるだろうてw
グレン本人に聞かれてるだけでも十分恥ずかしいだろうに、
その全てを後で聞かされるんだろうなぁ。

今回の騒動だけじゃなく、スィウはグレンの結婚についても調査をしていたらしい。
サーフェとしては気が気じゃない状況ですからねぇ。
でもって、スィウもサーフェを姉者と呼びながらも彼女以外の可能性も考えなくはないのな。
モーリーの愛人候補発言はどうとらえてるのやらね。

さてはて、6巻も楽しみですねぇ。

イラスト:Zトン



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