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神様の御用人 8/浅葉なつ(著) 読了

神様の御用人 8/浅葉なつ(著)今回は三柱の神様との話と最後におまけとして穂乃香との話も。
今回もよかった。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
最初の神様は久延毘古命。
引退したいという久延毘古命とそれを止めたい眷属の梟の富久と蟇蛙の謡。
大神が受理したのは眷属たちの御用だった。
というわけで、彼らとの生活がしばらく始まるわけですが、
良彦らしいやり方でしたね。
現代文明の知識もしっかりと持っていた知恵の神様。
だからこそ、もう自分は役に立たないんじゃないか、と思って、
引退を考えたんだそうな。
そんな久延毘古命の本心を聞いてしまった良彦は色々なことをさせることに。
知識としては知っていることであっても、
実際に体を動かさないと気づけないことがたくさんあるのだと気づかせるために。
一緒に田植えをってすごくよかったなぁ。
そのおかげで久延毘古命は引退なんてしてられなくなったみたいですね。
自分で動けなくても車を運転できれば、と須勢理毘売に教えてもらったりも。
良彦が巻き込まれてましたねw
久延毘古命はなんともなかったみたいですけど、
普段あまり動かないからこそ、余計に辛くなりそうなものですけどね^^;

ていうか、この話での黄金の扱いが本当にねw
ホットケーキの神ってお前は^^;
黄金も食い意地がさらに増してるから、いじられてもしょうがない気もしますけどもね。
三つ目の話で鳩にあげていた餌にも食い入るように視線を送ってたもんなぁw

二つ目は狸の神様である金長大明神。
なぜ、狸が神様となったのか。
口承にて伝えられているものがほとんどらしく、
実際はこの話の中よりももっとややこしいことになってるみたいですね。
その中で出てくる一番最初の物語。
そこに込められた想い。
良彦は最後まで真実を知らないまま、残そうとした想いを素直に受け止めたままで。
それの方がきっといいことでしょうね。
彼らの物語も想いが込められてるだけあって素晴らしいけれども、
そんな彼らの本当の話というのもまた隠す必要のないいい話なんですけどね。
言葉が通じなくとも、想いが繋がっていたわけですからね。
ありのままの物語でも十分に繋がっていく話になっていたようにも思うなぁ。
藤井さんは三人のうちの誰かの子孫なんだろうとは思ってましたが、
作者の伊平だったとは。
万吉かと思ってましたね。
だって伊平と子どもってどうにも結びつかなかったもんなぁ^^;
けどまぁ、金長との思い出を絶やさないためにも物語を書いた後は変わっていった、
ということなんでしょうかね。
日記として過去の自分を残したみたいですしね。

三つ目は超有名な八幡大神。
神仏分離の中で生きた絵師との繋がり。
冒頭の男性はそういうことだったのか。
この話では孝太郎がバーで手伝いをしている、という姿を見せたりも。
そんな彼は良彦の最近の知識に疑問に思ってますが、
深くは聞かないようですね。
頭でも打ったのか、ということにしてるようですけど。
実際、最初の頃は全く知らなかったわけですからね。
どうしたんだと言われても仕方がないですし、良彦も話せないからしょうがないですね^^;
ただ、そんな孝太郎との繋がりのおかげで八幡大神の御用へと繋げられることに。
気にかけて、実際に姿を見せた相手の絵だった。
最後は目がほとんど見えず、絵はかつてのようにはかけなくなっても、
そこにある想い、祈りに何も変わりはなかった。
それは彼の身の回りのお世話をしてくれている人にも十分に伝わるものだったようですね。
その想いが時を越えて八幡大神に力を取り戻させた。

どの話も途中までは笑えたりするのに、
最後にはじんわりと気持ちが暖かくなるという感じ。
特に久延毘古命の話が好きでした。

そして、おまけはそんな久延毘古命の御用が終わった後に須勢理毘売に連れ回された結果の話。
穂乃香の入学祝いは結局どうしたんだろう?
と思ったましたが、ここでか、という感じでしたね。
結局は自分で選んだみたいですけど、その足で穂乃香のところに行っていたとは^^;
須勢理毘売も無茶苦茶するなぁw
ただ、二人きりにしてくれたりもしてましたが、
黄金が降りなかったのはそれが理由じゃなく、考え事をしていたから、
という部分が強そうな感じでしたね。
前回のラストでもあった黄金自身のこと。
自分は何かが削がれていないと思っているのか、と。
記憶を忘れた、ということさえ忘れてしまっているのだろうかと黄金は思う。
黄金の過去に一体何があったんだろうなぁ。
気になるけども、それはまだ先で他の神様の話を読みたいですけどね^^;
黄金の話に入ってしまうと前回も書いたと思うけど、終わってしまうことになるでしょうから。
まだまだ読んでいたい。

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