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恋する死神と、僕が忘れた夏/五十嵐雄策(著) 読了

恋する死神と、僕が忘れた夏/五十嵐雄策(著)読み始めてみればあっという間に読み終えた感じですかね。
よくある感じの内容ではありますけど、
こういう作品を読む気になれていなかったりしたことを
考えると楽しめたのかな、と思います。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
後回しにしていたために随分と時間がかかりましたが、
悪くはなかったと思います。
ただ、作品内でもありましたけど、よくある感じの内容ではありますよね。
嫌いではないですが。

当たり前に訪れる死とは違い忘却を伴う死もある世界。
死が迫ってくると記憶から存在が消える忘却。
そんな死を迎える人たちのもとに現れる死神がいる世界。

その中で少年が出会ったのは死神だと名乗るクラスメイトの少女だった。

というわけで、話の中で少しずつどういうことが隠されているのかが描かれていたので、
最後に向かってわかりやすく読みやすく感じましたね。

春子さんの想いに関しては章の両親が無関心だったことを考えれば、
自然と生まれてしまってもしょうがないものだと思いますね。
両親とは違い昔からかわいがっていたわけですしね。
それを彼女が責める必要は何ひとつもないと思う。
章自身、春子さんの存在がとても大きかったですしね。

サチちゃんの話はやりきれんものがあったなぁ。
彼女の望んでいたものは得られたけれども、
それが向けられたのはサチちゃんであってサチちゃんではないですからね。
わずかに残っていたのか、なんなのかはわからないものはあったけれども。
それで未練が、というとなんだか違うと思った。

最後は二人の時間だったわけですけど、
こんなに想い合ってる二人がちゃんと思い出して別れられたのだからよかったんだと思う。
花織が最後まで隠していたことについても、
後で知ることになったりもするわけですけど。
だからこそ、花織との想いをより大切にしたいと思えることに。

花織や春子さんたちとの思い出が彼を支えることになるわけですけど、
本当にしんどい時に実際には一人というのは辛いものがあるだろうなぁ。
章は不器用そうだし花織以外に、というのは無理そうだしねぇ。
これからの彼の人生も非常に気になるところですね。

しかし、忘却と死神というものを作ったこの世界の神様は一体何がしたいのかね。
死神の選び方にも選択をさせることがあったりもするし。
読み終わった時によかった、と思うのと同時に、普通に腹が立つな、という感じでした。

というわけで、改めて悪くはなかったです。
よくある感じ、の域を出なかったかな、というところですね。



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