edit

蒼穹の騎兵グリムロックス~昨日の敵は今日も敵~/エドワード・スミス(著) 読了

蒼穹の騎兵グリムロックス~昨日の敵は今日も敵~/エドワード・スミス(著)続きがある感じなんだろうと思っていたのですが、
想像していたものと全く話が違っていて、
1冊でまとめられてました。
楽しめたけれども、少し残念に思う部分もあったりはしたかな。
けど、とにかくガルラが可愛かったです。
目次にいるデュロッサがいいですね。

関連記事
蒼穹の騎兵グリムロックス~昨日の敵は今日も敵~/エドワード・スミス(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、戦時中の話なのかと思っていたんですけども、
そうじゃなかったというね。

同じ時期に生まれた二つの国の長く続いた戦争。
それが終わっても演習という形で争い続けた。
それも終わらせるために出来た二カ国合同の学び舎。
そこが舞台となる話。

同時期に生まれ、言語も同じ、ということは元々は一つの国だった、
ということになるんでしょうかね?
そうでないと生まれた時から争い続けるということもないでしょうけど、
にしたって、何がきっかけになったのか。
それだけ長い時間戦争を続けたのは。
で、そうかと思ったら唐突に終わりを迎える。
極秘裏に話が進められた結果ではあるのでしょうけど、周辺国が言うように
やれば出来るのなら、なんで今まで、とは思うわな。
戦争が長引いた裏には秘密結社なんてものが関わってはいたようですけど、
それだけが問題では決してないだろうしね。

国のトップ同士で話がついても国民の中にある感情はそう簡単にはいかないもので、
グリムロックスに集められた若き精鋭たちはことあるごとにぶつかることに。
しかしまぁ、子供のケンカではありましたけどね^^;
最初のやり合いがアホだろ、としか言いようがないというねw
でもって、彼らは別に戦争を望んでいるわけではないので、ケンカの範囲ですんでいたわけですね。
その辺りは条件の戦争を知らない世代、というのがなかったら無理だったのでしょうね、きっと。

ただ、それをケンカで終わらせないようにするために秘密結社が暗躍していたわけですが、
ここが残念すぎたよなぁ。
小物にもほどがある。
何年もの間、二つの国の戦争を続けさせてきた秘密結社なわけでしょ。
そんな組織なのに作戦が雑すぎるでしょ。
こんな雑な作戦ばかりで振り回されていたとしたら、
二つの国はさらにお粗末な話だよな、と思った。
その割には二カ国のトップはしっかりした人なのよなぁ。
これまでの関係を終わらせられそうな二人だと感じるだけの存在感はあったわけで。
チグハグさを非常に感じた。

グリムロックスに集められた二つの部隊。
部隊としても隊長同士としても実力が拮抗していたわけですが、
それが非常にいい刺激にはなったみたいですね。
相手の実力を認めるからこそ、なかなか認められず譲れない部分があったり、
惹かれるものがあったり。

副官同士の関係が今後どうなるのか気になるところですね。
年上のモリシュのほうがすでに尻に敷かれてますがね^^;

ラゼルとミスラの関係はいがみ合い続けるのが一番いいのでしょうね。
それが二人にとっては相手を認めるということになるから。
ただまぁ、ちょっとしたことでどうにでも転がるのでしょうけども。

彼らの姿は読んでいて楽しめたけれども、
その裏で、という部分に残念な感じが多かったかな。
どちらがメインかといえば学生たちの方だから、いいとはいえばいいんですが、
そういうのがあるから出来たものですしね。
だから、やっぱり楽しめたけど残念な部分があったかな、というところですね。

イラスト:美和野らぐ



トラックバック

TB*URL

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

template by Lazy Diary

copyright © ぐ~たらにっき all rights reserved.

FC2Ad