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おとなりの晴明さん 第二集 ~陰陽師は初夏に縁を導く~/仲町六絵(著) 読了

おとなりの晴明さん 第二集 ~陰陽師は初夏に縁を導く~/仲町六絵(著)今回は「あやかしとおばんざい」の直史、まどかきょうだいも登場。
晴明はかなり現世になれてきた感じがありますね。
そうなると自分のお役目が、という風に思って寂しさがあったり。
でも、今後の約束なんかもあって、それまでは、と考えられたりも。
桃花の方は晴明から勉強を教えてもらうことで、
勉強以外にも色々と世界が広がってるようで、
楽しんで勉強が出来てるのが伝わってきたなぁ。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
第六話は桃花の友達の家の問題。
ネズミが出るようになった、ということを聞いたわけですが、
ネズミじゃなく悪い気にあてられた神使たちが悪さをしていた。
人の往来が激しくなったことで結界に揺らぎが生まれていたんだそうな。
その影響とお祭りが重なって人手が足りなくて、ということだった。
それを解決したのは桃花自身だった。
晴明が基本となる部分を作って、桃花が桃の花を描くことで出来た呪符で神使たちを救う。
ていうか、桃花はすっかりフクロウになることが楽しくなってるみたいですねw
その姿で友達と再会したりもしたわけですが、
なんとなく桃花と似た部分を感じ取るあたり、鋭い友達ですねw

第七話は手作り市での話。
友達と描いた絵葉書を茜の出店で置いてもらえることに。
サル会議に今回は篁と時子、一言主神も参加して、篁が茜との間を取り持ってくれた形に。
ただ、売れ行きは良くなかったみたいですね。
そんな中で少しの間店番を頼まれて、狸に化かされることに。
実際は桃花の確認不足だったわけですけど、あれは茜も説明してなかったのが悪いよなぁ^^;
けどまぁ、そのおかげで晴明が注目を集めることになってましたがw
スーツ姿でかんざしを売ってたら何事かと思うのもわからんでもない^^;

第八話は動植物の魂の管理をする草木有情庁の冥官のお仕事の視察。
その中で蛍を見ることになるんですが、それを桃花は絵に。
慣れない大判の絵を上手くかけたみたいですね。

第九話はとうふ小僧というあやかしの話。
というわけで、直史とまどかが登場。
泉鏡花の話題が出てきたから、もしや、と思ったんですけど、出てきましたね。
相変わらず直史の話がよかったですね。
ただ、桃花も残念に思ってましたけど、とうふ小僧とどういう話をしたのか聞きたかったなぁ。
その後は二人の話を使わせてもらって、とうふ小僧の悩みを解決。
そのときに晴明は60歳位に姿を変えてもらってお店に。
少しずつ変えていこう、という風に思うようになったようで、
とうふ小僧も安心してましたね。
この話の中での勉強は英語だったわけですけど、晴明のこじつけな覚え方。
晴明はいつのタイミングで英語を勉強したんだろう、と気になった。

第十話は七夕に第二位の冥官からの指令。
泡魂という人の想いの集合体が七夕祭で出現するんじゃないか、ということからだった。
第二位の冥官は弘法大師空海ということで、桃花は教えてもらって信じられなかったようですねw
目の前にいるのは安倍晴明であっさり信じたのにね^^;
桃花の感覚が若干おかしくなってるのかな?^^;
というわけで、泡魂の予想ができるように晴明は桃花にこけしに名前を書かせたのな。
で、興味を引くために晴明はお酒、と。
そんな泡魂を消すためにとった方法は桃花が提案。
単に消すだけでも本来は何の問題もなかったみたいですけど、
恋しさを求めている泡魂のためにできることとして恋の歌を贈って満足させることに。
現世のことだけじゃなく晴明の本来の仕事の方でも桃花に教えてもらうことがありましたね。
そんな泡魂という存在は二人が初めて出会うきっかけであったのな。
桃花が泣いていたのは泡魂を見たからだったらしい。
それを見せないようにしてくれたんだそうな。

さてはて、そんなやり取りの中で晴明は百日紅に何やら思うところがあるみたい?
百日紅と晴明にどういう関係があるんだろうかな。



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